双極性障害の私が司法試験に合格する話(382)勉強時間の計測をやめた。

どうも私は、管理されるのが、苦手みたいだ。こうでなければならない!カクカクした箱にキチっと詰められようとすると、苦しくなり呼吸困難で暴れ出す。そんな感じ。
 
当然に必要だと思っていた、勉強時間の計測。うまくいっているときはいい。たくさん勉強した時間を見て、満足するのだけれど、長く集中できないときは、少ない数字を見て、焦る、自分を責める。 
 
でも、私の本来の目指しているゴールは、司法試験の合格であって、長時間勉強することではない。あくまで手段の一つに過ぎないし、しかも、勉強時間なんて単なる目安でしかない。
 
それなのに、本質を見誤って、数字だけ見て、焦って、心を攻撃していた。
 
私の頭は、常に、常に、司法試験のことを考えている。考えていない時なんてない。だから、24時間(寝てる時は流石に考えてないかな?だとしたら、16時間くらい?)は、少なくとも勉強のことを考えているのだから。もう、それでいいじゃんって思うことにした。勉強してるかしてないかは、さておき、常に勉強のことは考えている。だから、広く解釈して勉強していることにするの。とにかく、今したいのは、自分を責めないこと。責めて、脳のメモリーを余計に疲労させるなんて本末転倒。それなら、嘘でもいいから、褒めて、伸ばして、脳のメモリー、アホにさせて、勉強バカにさせてしまった方がいい。
 
でももっと言うと、私の最終目的は、司法試験に合格することじゃない。司法試験合格こそ、手段なのであって、単なる自己満足でしかない。司法試験に合格したらかっこいいじゃん!という自己満足。エルメスのバーキン欲しい!って言ってる女となんら変わらないわけです。
 
でも、エルメスバーキン女だって、本当は、エルメスのバーキンが欲しいんじゃなくて、それを持っている自分に満足したいだけで、つまりは、幸せになりたいわけです。多分。
 
もし、その求めてた幸せが、意外に、コンビニで買ったカップラーメンで満たされたらそれでよかったりもするのです。極めて稀かもしれないけれど。私にとって、司法試験はそんな感じなので。司法試験じゃなくてもいいわけ。
 
だから、頑なにならない。
 
本質を見誤らない。
 
そして、今のこの時間を犠牲にするような生き方はしない。ただ、目の前のやることに没頭して、今の時間を充実させることが1番。
 
それでかなり幸せな時間を過ごせたりすることにやっと気づけた。
 
今日もいい感じ。さて、さて、勉強の続きに戻ります。

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