双極性障害の私が司法試験に合格する話(220)私はしつこい。
昨日はずっと眠たくて。全身重くて。少し疲れ気味だった。
帰ってから、芋けんぴをバカ喰いしてしまった。疲れてるからと言う理由もあるかもしれないけれど、単にこの芋けんぴが気に入っている。気に入ったら同じものを永遠に食べ続けたり、見続けたり、やり続けたりする。
飽きっぽいところもあるが、ハマるとトコトンなのだ。
小さい頃から私は、「しつこい」と言われることが多かった。人を面白がる時も加減がわからずトコトン面白がって一緒に楽しんでいたつもりが相手を泣かせてしまったり。気づいたら嫌われていたり。同じ話を何度もしてしまったり。この、ハマるとトコトンな性格のせいで困ることがたくさんあった。今もよく、注意されるのは大抵しつこさだ。
「もうやめときなさい。」「それくらいにしておきなさい。」「しつこい。」
でも加減がわからない。どうやって、やめたらいいかわからない。走り出したら止まらなくなってしまうのだ。この性格の治し方もさっぱりわからず、このしつこさを、笑ってくれる人や許容してくれる人としか付き合えないよな、と最近は思っている。
そこで閃く。
そのしつこさを!勉強に活用できるんじゃないか!
同じことを何度も何度も繰り返しできるのは、しつこい人の特権なはず。勉強を面白がって何度も何度も同じことを繰り返していれば、理論上は、ぐんぐん成績が伸びるはず。
最近は勉強の楽しさを実感している。だからこそ、このしつこさを発揮する時なのかもしれないと思っている。
しつこさが、功を奏すかは、わからないけれど。もし、それが生きるのだとしたら、しつこい自分も悪くないかもしれない。
いい自分、悪い自分、好きな自分、嫌いな自分、みんな総動員して、司法試験に向かいたい。それで結果を出せれば、少しは自分を好きでいられるかもしれない。