双極性障害の私が司法試験に合格する話(218)時は金なり。
どんなにお金持ちでも貧乏人でも、天才でもアホでも、善人でも悪人でも、時間は同じだけ、与えられている。
その時間をどう使うかで、人生は大きく変わる、な、と、今とても思う。
鬱で苦しい時、時間は流れていくのに自分は止まってる気がして、さらに苦しくなる。社会の時間の流れに乗れていない。自分は取り残されている。孤独を感じる。
だけど、時間は、自分のものだ。誰のものでもない。どう使おうが自由なはずだ。
司法試験の合格者の話で、最近、心にズドンと来たことがある。「やるべきことを早くやり切った人が順に合格していく。」という話。どこか、司法試験は実態のない大きな敵だと思ってしまって怖くなる時があるけど、登山やマラソンと同じなんだと思う。与えられた道をしっかり歩むことが大事なんだと、その言葉を聞いて思う。
それならば、早く速く、勉強を回そう。
そこで取り入れた、振動式のタイマー。答案例を速く読む。何分かかったかを記録する。2回目はもっと短くする。それを繰り返していれば、いつのまにか暗記をしている。記憶したことも時間と共に消えていくから、やはり、速いに越したことはない。
今までダラダラとやっていた。だけど、時間の大切さに気づいた今、この限られた時間という資源を有効活用したい。自分にとってベストな使い方。それを全ての時間に対してしたい。
タイマーを使ってみると時間の進みの速さを実感する。こんなに時間はどんどん過ぎているんだ。だけど、あせらず。自分を見失わず。一つ一つ前に進めていく。
さて、今日も前進します。