双極性障害の私が司法試験に合格する話(198)記録をすること。
少しずつ気分が安定し出した。
新しい薬(ジェイゾロフト)がうまく作用しているような気がする。少しなんとなく、おとなしい性格になったような気もするが、勉強するにはこれくらいがちょうどいい気がする。
とにかく、気が大きく振れないのがありがたい。このまま様子を見てみようと思う。
今回の薬の件にしても思う。何事も、始まりは苦しかったり違和感があったりして具合が悪いもの。
学生時代は勉強してこなかったから、その分、大人になって勉強をするのはしんどかった。でもようやく最近は、当たり前になってきたし。
良いか悪いかはわからないけれど、精神障害者として生活するのも慣れてきた。
習慣になると何でも強いなと思う。
勉強を習慣化できた理由はたくさんあるけれど、そのうちの一つとして、記録をすることがある。
マスを印刷した紙に、勉強した内容ごとに蛍光ペンを決めて、それを塗っていく。それを見返すと、いつどれだけ勉強できたがが一目瞭然だし、自分のバイオリズムもよくわかる。月の終わりに全マス数えて、達成感に浸る。ここのところ、毎月、記録を更新しているので嬉しい。
月に一度鬱になるので、その週は空白になるのだけど、日々の浮き沈みもよくわかる。調子のいい日は、全マス埋まるから気持ちがいい。
自分なりの勉強法を少しずつやれている感じがする。果たしてこれが合格というゴールに到達するのにふさわしい方法なのかは、合格してみないとわからないけれど。
未来のことはわからないので、ひたすら、やるしかないと思う。
良くも悪くも私は考えずにすぐさま行動するタイプだ。だから、効率は悪いし、失敗だらけ。だけど、失敗したという経験は得ている。だから結果オーライだったりする。
だけど試験に関しては、合格が不合格の二択。不合格でも結果オーライ!なんてことはない。不合格は不合格なのだから、オーライではない。
さて、今日も頑張ろう。1ミリでも前へ。前へ。前へ。