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双極性障害の私が司法試験に合格する話(175)明日、試験。

明日が、大事な短答式試験だというのに、少し前から寝込んでる。突然涙が出てきて、死んでしまえたら楽なのになと思ってしまう。お風呂に入れない。勉強机に座って気づいたら何もせず何時間も経つ。さあ、鬱がやってきた。

ひとまず、明日の試験は必ず受けると決めてるので、今日は、無理に起き上がって、これから、試験会場まで自転車で下見をする。明日、試験に集中するために、行き道の心配をなくす。

去年の試験のタイミングも、鬱だった。鬱でも余裕で突破できるくらいに勉強しておかないとなと肝に銘じる。来年は短答式突破できるくらいに成長してる。楽しみ。

躁鬱のこと、オープンにしてから、「私もです」と声をかけてくれる人がいて。すごく嬉しい。LGBTQの時もそうだった。誰にも言えない自分だけの悩みだと思ってたことは、案外そうじゃないって気づく。オープンにしてよかった。苦しい時に、一緒に苦しいねって言い合える仲間がいる事が一番心強かったりする。そういう仲間を悲しませないために、死ぬことだけはしちゃダメだって思って、睡眠薬を飲んで寝る。

なんで私が、こんな躁鬱なんだろうかと思うんだけど。思えば、私は、お金にも恋愛にも仕事にもそんなに困ったことはない。それなりに頑張ればなんとかなってきた。だからこそ、めちゃくちゃ弱い部分がないと天狗になるからと神様が授けてくれた弱さなのかなと思ったりもする。でも、これから先、この躁鬱を抱えたまま、仕事なんかできるんだろうかと不安に思う。

まあ、まだ先の話だから、今は考えても仕方ない。そんなこと考えるのは、司法試験に受かってからだ。

とにかく、今日の仕事は、試験会場の下見をすること。明日の仕事は、最後まで試験を受け切ること。

体、どうか動いてくれ!!!

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