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自由に「作る」が出来る環境を整える~息子観察日記
ここ最近、遊び方の変わってきた息子、2歳10か月。
「作る」に凝っている。
そんな彼の好奇心がもっと広がったらいいなぁ、と。
彼の遊び道具棚に、「作るの道具コーナー」を充実させてみた。
のり、セロテープ台、折り紙、はさみ、クレヨンなど、作るための道具や素材を自由に彼が取り出せるよう、固定の位置に常設した。
すると、広がる広がる。
どこまでも好奇心が広がっていく。
前の日に見た出来事から、そのアイテムを作ってみようと試みたり、
再現してみようと試みている。
ある日は「ハチジェット」
家の中にアリの行列が…アリ君ごめんよ、と思いながら、急場しのぎで家にあったハチ用ジェットスプレーでシュっ!っとしていた私を見ていた彼は、トイレットペーパーの芯をどうにかこうにか繋げてスプレーのような形にしようとしていた。
ある日は「蚊取り線香」
毎晩、寝室前の蚊取り線香に火を付ける行為を一緒に見ていて、僕もやりたい!というので、画用紙をぐるぐると蚊取り線香の形に一緒に切って、ライターを模したものも作った。
するとその日から毎晩、彼は彼の蚊取り線香に彼のライターで火を付け(る真似をし)てくれるようになった。
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ある日は「お手紙」
郵便屋さんが毎日、郵便受けに郵便を挟んでいってくれるのが面白くて、今日も僕んちに届けてくれっ!と観察する人。
紙に何やら文字らしきものを書いては、郵便受けに挟み、彼の友だち、ぬいぐるみのジョージ君や、きつねのコンコンに手紙を届けている。
![](https://assets.st-note.com/img/1686363582612-CtgUbJxn4g.jpg?width=1200)
面白いなぁ。
やっぱり廃材って無限の可能性を秘めていると思うのだ!
素材さえあれば、アイディアは子どもの中にいくらでも湧いてくる。
これをしようあれをしよう、とこちらが発案する必要なんて一ミリもない。手助けを求めた時にだけ、必要とされている最低限のサポートをすればいい。
むしろ、良かれと思ってちょっとアレンジしたりすると、怒られるもの。
「なんでこうしちゃったの?」
「なんでここもテープで止めちゃったの?」と。
そうだよね、本当、そうだよね、と彼に気づかされる毎日です。