「避けてきたこと」と向き合ったら、”木村彩華2.0"になりました
私は私が変わることで、いつからだって変われることを証明してみせる。
2ヶ月ほど前、この言葉とともにSHEbeauty60日チャレンジに参加することをnoteに書きました。今回はそのリアルな結果と、チャレンジ中に感じたことをまとめようと思い、パソコンを開いています。
開始時期のnoteはこちら↓(こちらのnoteは強い決意を表現するために「だ・である調」ですがご了承ください)
ぶっちゃけどうなの?定量の変化とやったこと
「結局外見は変われたの?」と気になる方もいると思うので、わかりやすい写真を紹介します。
beforeの写真は服も顔もくたびれすぎていてふざけているのかと自分でも思います。すっぴんだし。髪とかどうした?でも当時は至って本気でした。「産後すぐってこんなもんだよね?」と言い訳していたらここに行き着いたという感じ。ママあるあるですよね?笑
afterの写真、自分でいうのもあれですがめちゃくちゃ好きで。煽てられてモデルばりにポーズをたくさんキメてしまいました。てへ。
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こちらは体型の変化です。お見苦しくてすみません……。
自分の背中をじっくり見る機会がないので、beforeの後ろ姿を見た時はたまげました。これは本当に私の背中なのか、今でもにわかに信じがたいものがあります。もちろん、何度確認しても他の誰でもなく私なのですが。
数値で言うと、
体重:49.2kg→46.5kg
体脂肪率:26.4%→21.9%
こんな具合になりました。ちなみに身長は157cmです。
やったことといえば、毎日30分〜40分程度の筋トレと、食事制限。
筋トレに関しては雨の日も風の日も、どんなに疲れていても怠ったことはありません。SHEbeyuty のボディメイク講座にある筋トレメニューだけを無心でやり続けました。しんどくなった時は、あの私なのか疑ってしまう後ろ姿の写真を見てモチベーションを取り戻したものです……。
これは余談ですが、よく広告で「これだけ痩せました!」「結果が出ました!」みたいなものを見かけると思います。私はそれらを見るたびに「絶対違う人間でしょ……」を疑いの目を向けていたのですが、あながちそうではないのかもしれないという素直な気持ちを取り戻しました。
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最後に、肌状態の変化です。
冒頭で紹介したnoteにも書きましたが、私は思春期の頃からずっとニキビに悩まされてきました。
こんな私でも一応鏡くらいは見るので、ニキビがやばいことには気づいていたものの、何をしても納得のいく結果は得られず。本当に人と顔を合わせるのが嫌で嫌で仕方がありませんでした。
そんな私の肌偏差値は、
39.7→52.3へ!(ここは「元が低すぎ!」とツッコミをいれるところです)現在は周期でできていたニキビもほぼなくなり、毛穴も小さくなっています。水分・油分・ハリ・くすみ・キメのグラフが、お世辞にも綺麗とは言えない六角形でしたが、60日でそこそこ綺麗な六角形にすることができました。
ちなみに使用していたのはオスビスのクリアシリーズです。現在も定期便でリピート中。
このクリアシリーズのアイテムを片手に、SHEbeautyで肌マネジメントの動画を見てひたすら実践しました。どの肌悩みにも共通して言えることかと思いますが、「保湿」と「擦らない」ことは本当に大事!ゴリゴリに美容液を使ったりめちゃくちゃ高い基礎化粧品にしたりしたわけではなくても、肌偏差値が10以上変わったのはこの2点を徹底したおかげかもしれません。
肌状態は自分の目で見ているものだけではかろうとしがちですが、こうして数値に表すと本当に足りないものがわかったり、ケアを見直すときの参考になるのでとてもおすすめです。
最近は乾燥が気になる季節になってきたので、より一層保湿に力を入れようと思います。
60日チャレンジで辛かったこと・頑張ったこと
タイトルに「辛かったこと」と入れておきながら、辛いことや嫌なことは寝たら忘れる脳内ハッピー野郎なので、思い浮かびませんでした。(参考にならずすみません。)
微力ながら参考になりそうなことをお伝えするのであれば、”美容”という正解がないものを追求するにあたって、辛いと思った時に自分の目的に立ち返ることは大事なのではないかと思っています。
筋トレや食事制限、運動習慣などが手段ではなく目的になると、どうしても辛いと感じてしまうものです。「どうして筋トレしようと思ったのか」「その先に何があるのか」をぜひこまめに考えてみてはいかがでしょうか。
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さて、辛かったことではなく頑張ったことなら書き切れないほどあります。まぁでも、書いていかないことには始まらないので。大きく2つ挙げていきますね。
1つ目は小さなことを毎日継続すること。
「うわー、初っ端から当たり前のこと言いにきたぞ」と思いましたよね?ちょっと侮りましたよね?わかります。わかりますよ。
でもその「小さなこと」が「毎日」できなかった経験ありませんか?私はあります。
はりきって買った日記も3日と続かず、新品同然。筋トレも生まれてこのかた毎日続けたことはありません。自衛隊にいた時も「筋トレしないでずっと寝てる奴」として定評がありました。
だからこそ、小さなことを毎日続けることの脅威を私たちは知っているはずです。
ある新しいことを始めたからといってその瞬間に変化するものは世の中にそうあるものではありません。ほうれん草を食べたからといってムキムキになるのはポパイくらいです。(通じなかったらすみません)
私はあの本当に自分なのか疑ってしまう後ろ姿の写真を日々見ながら、「ちょっとでいいから筋トレしよう」「眠いけど丁寧にスキンケアだけはしよう」と地味で小さなことを1日も欠かさず継続してきました。
これをみているあなたも、何か目標を掲げ、そのためにアクションを起こすときは、「毎日できそうなちょっとしたこと」から始めることをおすすめします。強い負荷がかかることを1週間続けるより、続けられそうなちょっとしたことを1ヶ月続けたときのほうが、自信にもなるのではないでしょうか。
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2つ目は気持ちをフラットにすることです。
名前や顔を公表して60日チャレンジに参加することは、気持ち的に多少の負荷がかかるものでした。(もちろん、その覚悟を持って参加を決めましたが)
結果を出さなければというプレッシャーももちろんありましたし、周囲から心ない言葉をかけられたこともありました。正解のない美容という領域で自分らしい美しさを追求する期間でしたが、やはり他の人の成功体験や変化も気になるものです。人間だもの。
そんな中生まれてくる怒りも悲しみも嫉妬もなんかよくわからない感情も、全て受け止めた上でフラットな気持ちでいるよう心がけました。60日間で、私の中のフラットフィルター制度が上がった気がします。
これまで内面の美しさみたいなものにピンときていなかったのですが、これは60日チャレンジを通して見えたきたものです。美容は正解がない、でもトレンドがあるものだからこそ悩むけど、「私は私」と思うようになりました。
私の変えられない欠点も全てひっくるめて受け入れる強さも持てたと思います。正直気持ちが変われば、全部変わるんですよね。(元も子もなくてすみません)
60日チャレンジで嬉しかったこと
嬉しかったことは、数え切れないほどあるのですが……。ここでは印象的だった3つ、挙げることにします。
1つ目は変われたという安心感を得たことです。
この60日、私は相当努力しました。「なんにもしてないですよ〜」なんて謙遜はいたしません。だって頑張ったもの。
努力して、外見と内面の変化が見られたことで、世の中に「私でも頑張れば成し遂げられることがまだあるんだ」とホッとしました。
美容迷子だった私にとって、この安心感といったらありません。特に産後は、なかなか痩せられなかったり、体重は戻っても体型が戻らなかったり、いろいろ悩むところも増えます。
私は私が変わることで、いつからだって変われることを証明してみせることができた!と嬉しく思いました。
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2つ目は夫からの褒め言葉を素直に受け入れられるようになったことです。
夫は以前から可愛い可愛いと褒めてくれていましたが、私はだいぶ疑っていました。努力せず産後であることを言い訳にしていた私は、素直に「ありがとう」と言えていたかと聞かれるとかなり疑問です。
でもよく考えると、世界でいちばん大好きな人に可愛いと言われることはかなり幸せだと思います。そこに気づき、心から「ありがとう」と言えていることがとても嬉しいです。
今の私が努力の上にあるからこそ、目の前にある幸せに気づけたのかもしれません。
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3つ目は、ママに見えないと言われることです。
冒頭であげたbeforeの写真はだいぶくたびれてしまっていて、ママ感丸出しでした。そのこと自体はいいのですが、このまま「○○ちゃんのママ」になってしまうのではないかと恐怖感があったのです。
木村彩華という1人の人間ではなく、ママとカテゴライズされてしまうのではないか、と。
60日チャレンジで、「ママだから」「産後だから」と言い訳することをやめました。その逃げ道だけは封印し、ママだからという理由で諦めなかった結果いただけた「ママに見えない」という言葉は、これから先も忘れません。
私にとっての美しさとは
私にとっての美しさは、自己への関心を持ち、そこで見えたものから逃げない強さです。
60日チャレンジを通して自分の身体、肌、メイク、内面、その他もろもろと向き合ってきて、自分のことを知らなすぎたことに気付きました。
25年生きてきたのに。自分のことなのに。びっくりしますよね。それだけ、するりするりと逃げてきたということでしょう。
逃げ続けながら、見えないふりをしながら、「私は可愛くない」「ニキビが治らない」「産後崩れた体型がもどらない」と嘆いていたと思うと、恥ずかしくて穴があったら入りたいくらいです。
でも、逃げてきたことと向き合って変われた私はもう強いです。最強です。夫からは「木村彩華2.0だね!!!」とさわやかに言われました。
言っておきますが、私は特別な人間ではありません。普通の、地味な、小さなことを、言い訳せずに継続しただけの25歳女です。
私のこのリアルな体験が、悩める女性(特にママ!!!)を勇気づけられたら嬉しく思います。