誕生日は終わりじゃなかった
今日、6/10は私の誕生日。ハタチと48ヶ月、じゃなくて24歳になる。
平日なので、旦那にはこの間の週末にお祝いしてもらった。旦那プロデュース第二弾は大成功。ずっとこの素敵な旦那と一緒にいれる幸せを噛み締めた日だった。
こうして、24歳の誕生日のお祝いは終了したかのように見えた。
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……が、しかし。
6/9の夜、旦那はハッピバースデーの歌を口笛で吹きながらうきうきしている。そして言った。
「明日は俺が誕生日ディナーを用意するで〜」
彼の計画はまだ終わっていなかったようだ。いくら誕生日当日とはいえ、平日は仕事で忙しいのでまさかお祝いが待っているとは思わなかった。
本気で驚いた。予想外の展開すぎて涙が出た。
「泣かないで〜」って焦っていたけどそれは無理なお願いだ。
世界一好きな人と誕生日当日に一緒に入れるだけでも嬉しいのに、サプライズでお祝いのディナーまで用意してくれるなんて。
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そして6/10の午後。旦那は少しソワソワしている。そろそろ食材でも買いに行くのかと思っていた時、
家のチャイムが鳴った。荷物が届いたようだ。
ニヤニヤしながら旦那は言う。
「IWAIからやで〜」
まさかだった。私が結婚式を挙げた、愛してやまないあのIWAI。ファンすぎてCRAZYの新サービスはリリース当日に把握しているので、言われなくても中身はわかる。
IWAIのお祝いごはん便だ。
リリースした時からずっと気になっていて、いつか食べてみたいと思っていたのだ。
やはり旦那はエスパー伊藤か何からしい。
お昼ご飯を食べたばかりだったが、夜ご飯が待ちきれなかった。
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今日は早めに仕事を切り上げ、旦那が用意してくれた。といっても湯煎にかけたり盛り付けしたりする程度だが。
真剣な顔で準備してくれる旦那はとても愛おしく見えた。
IWAIのご飯は創作フレンチ。変わった食材もよく使われている。カタカナや漢字が多くて結婚式の日も目を凝らしてメニューをみた事を思い出した。
見た目はそこまで派手じゃないものの、じんわり美味しい。安心する味だ。フレンチだけど、どこか日本食のような旨味がある。
魚もお肉もあって、結構なボリューム感だった。
因みに魚は鮎で、お肉は赤牛。ソースにズッキーニや竹炭を使っているのもIWAIらしくて良い。
そしてメインは釜飯。IWAIの特徴のひとつだ。「同じ釜の飯を食う」と言うことから、結婚式でもそうだった。
最後に釜飯を食べた時、みんなで分けたあの釜飯を思い出した。私たち夫婦の大事な人たちが家族のように釜飯を分けたあの時を。
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今日の思いがけないサプライズ。すごく嬉しかった。
同封されてきたメッセージに、”人生の中で心に残る料理は、必ず思い出と共にある”と書かれていた。
まさにそう。あの結婚式も、今日のディナーも、プロポーズをした時も、結婚式前夜の家族でのご飯も。
どこまでもお祝いの本質を突き詰めているIWAIが、CRAZYが、やっぱり好きだと、改めて感じた。
これからも、大事な時は、大事な人と、食卓を囲んでいたい。