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3月のV2H節約生活まとめ【V2Hでの節約金額】

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3月の電気料金がくらしTEPCOWEBのサイトに表示されるようになりました。私の見積もりでは、3月の電気代は15864円だと思ったのですが、請求は15999円でした。

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詳細を見ると、

昼間(8:00~22:00)の使用電力は55kWh

夜間(22:00~翌8:00)の使用電力は722kWhということで

合計が777kWHとなったようです。

昼間の54.7kWhは四捨五入されて55kWhになるのですね。

夜は714.9kWhだと思っていましたが、715としても、7kWhくらい差があります。最後の4日間はダウンロードした数値ではないので、読み間違いがあったようです。

さて、V2Hを導入しようと検討している方にとっては、

アウトランダーでV2Hするとどのくらいお得か!

が関心事だと思います。

昨年と比較すると、前の記事でも書きましたが、燃料調整額が今年と去年で

1kWhあたり6.68円

も値上がりしているので、結局去年より電気代は上がってしまっています。

なので、燃料調整額を入れない、純粋な電力料金だけで比較してみます。

2021年3月 昼 216k 夜 519k 計735k

昼料金7006円夜6607円計13613円

2022年3月 昼 55k 夜 722k 計777k

昼料金1457円夜9191円計10648円

ということで、純粋な電気料金だけだと、3000円ほど安くなっています。

えっ?3000円しか安くならないの?

そうですね。結局のところ、月の電気代が1万円前後の家庭では、節約といってもたかが知れているのですね。

V2Hの現在のメリットは、

安い深夜電力を自動車に充電し、その電力を夕方17時から22時までの、太陽光発電が発電できない時間帯に給電する!

ことです。

深夜電力料金は昼間の二分の一から三分の一位の料金になりますから、この17時から22時までの5時間の使用電力量が2万円を超える家庭ならこの電気代が夜間電気に置き換わると7千円くらいまで落ちるので、毎月1万円ぐらい安くなるのではないかと思います。

さて、去年より3000円くらい節約できたことが分かりました

本当にV2Hを使って3000円くらい安くなるのか検証します。

要は夕方5時から夜22:00までに使われる電気の使用量がわかれば、計算できます。

今回アウトランダーPHEVにはほぼ毎日充電と給電を行いましたが、

通勤分が20日あって往復約20kmで400kmくらい走ってます。

あと100km以上のドライブに3回くらいでかけてますが、

自宅充電以外の走行距離は急速充電2回で約96km走行+ガソリン走行分111k=207kmあります。

2月11日から3月10日までの新型アウトランダーPHEVの走行距離は835kmありましたので。家庭の充電のみで走行した距離は628kmくらいと試算できます。まあだいたい走行状態の予想とくらべてもそんなにはずれてないかと思います。

電費が通常の道路だと4km/kWhとして157kWh分くらいはアウトランダーで使っています。あと旧ランダーにも普通充電で7日分くらい充電してますので、70~100kWh分くらいは充電しているでしょうか。合計でまあ多めに見積もって257kWhくらいがPHEV使用電気代です。

257kWhx夜間電気代12.73円+再エネ賦課金2.98円+燃料調整費1.83円

で電気代が17.92円=4605円くらいがアウトランダー2台分の電気代です

新型アウトランダーが2813円(約628k家庭電気で走行)

旧ランダーが1792円ですね(約400k走行)

2月中の山梨県の平均ガソリン価格gogogsサイトで172円だそうですがまあ安めの170円で計算して2台で1028kmをガソリンで走ると

アウトランダーのガソリン消費量は16.2km/Lで計算して63.4Lくらいガソリンを消費することになります。

ガソリン代なら10778円はかかっていましたから、

6173円くらいガソリン車よりお得になっているわけです。


クルマの充電以外の夜間の電気使用量ですが、エアコンとグラスヒーターをフルに使っていますと、夜間1時間で約1.4kWhの電力消費があります。これが10時間20日なので280kWhエアコンを切ると1時間で約0.8kWhの消費電力ですのでこれが8日で64kWhと合計で344kWh

これくらいの夜間電力使用があります。

今月の夜間電気資料量は722kWhでしたからここから344kWhを引くと378kWhになります。

この378kWhが今月2台のPHEVに充電した電気量になります。

先ほど車で使用した電気量は257kWhと計算しましたが合いませんね?

この差額121kWhの電力がV2Hを活用して給電した電力になります。

28日間平均で1日当たり4.3kWhこのくらいの電気を

太陽光発電が電気を供給できない夕方5時から夜10時までの時間帯の電気をカバーできたわけです。

実は今回のチャレンジで給電をし忘れた日がありまして

それが

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この3月5日です。17:00から22:00までの電力消費量を合計すると3.4kWhになります。V2H機器を使ってPHEV車から家庭に電力を送るときには変換ロスが起きますから1日平均の4.3kWhx効率85%で3.66kWhですのでそんなに外れた値ではないかと思います。

ちなみに、くらしTEPCOの「EVDAYS」のHPではev車からの電気変換効率90%で計算してました。

https://evdays.tepco.co.jp/entry/2021/03/22/000003

差額を計算してみます。

我が家の深夜電力料金12.73円

昼間の2段料金が35.29円なのでその差が22.56円

V2Hをつかうとこの金額分お得になりますので

3月のV2Hで夜間電力を給電したことによる節約金額は

121kWhx22.56円=2729.76円

とでました。やっぱり約3000円くらいの節約だったわけです。

結論

我が家の電気の使い方ですと、V2Hを活用すると

毎月3000円位電気代を節約できます!

年間3万6千円、10年で36万円かあ、

うちは正規の方法で手に入れたV2Hではないので、(ヤフオク+工事費)10年以内で資金回収できますが、一番安いV2Hを正規で購入するなら回収は無理ですね。まあ我が家だって正規品ではないので10年使えるか微妙ですし・・・。

でも、いざ停電というときにストレスなく家庭の電気が使える方法を手に入れているという

安心感

の価格に皆さんがどれだけプライスを付けられるかがV2Hの価値になるかと思います。

そしてもう一つは、もしも東京電力さんが庶民にご無体な経営を断行したとしても、我が家はいざとなれば、

太陽光+phev発電だけで最悪生活できる!

というエネルギー生活保障の自由を手に入れたという精神的な自立を確立することができます。うちの農園には井戸もありますから、水と電気が確保されればどんな事態が起ころうと生活を維持できますよね。

あとは、太陽光発電パネルを増やして、昼間の太陽光の電気だけで車を100%充電できれば、夜間電力のお世話にもならずに済みますが、また投資が・・・。

脱線しましたが、

V2Hにするか蓄電池にするかを迷っている方

なら、V2Hにすると

月の電気代が2万以内の方なら電気代が3000円くらい

あと1000kmあたり6000円くらい車のガソリン代が安くなるので

月1万円くらいの出費を節約できる。

という目安になるかと思います。

如何だったでしょう?ご参考になれば幸いです。

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