タマタマのグリップ
たまたま握ったその玉が
タマタマであるその確率を想う
世の中にタマは溢れている
バスケットボール
野球のボール
卓球の球
君のタマタマはいかほどか
ミートスティックの大きさは話題になるが
タマタマの大きさはあまり話題にならない
しかし白濁タンクとしてのタマタマを
軽視してはいけないのである
偶然にもタマタマを握られる確率を高めるならば
やはり卓球の時が良いだろうか
すっとボールをボールに差し替えれば
握るそれは硬いものから少し柔らかいものになる
ありがたいことに
卓球のボールは手のひらに優しく持つ
君のタマタマでも扱いは同じはずだ
よかったな
大事に扱ってもらえそうだ
喜んだのも束の間
すぐにラケットという鈍器が襲うだろう
ストレートで行けばラケットの面だが
タマタマの扱いはともかく
卓球が上手な彼女であれば
カーブをかけてくるに違いない
そうなってくると
君のタマタマには角がやってくる
切るように振られるそのラケットにより
摩擦で袋がやけどするだろう
きみのお袋も悲しんでいるはずだ
タマタマではあっても
そんな災難は避けたいはずである
桶は桶屋
タマはたまや〜である
そういえばそろそろ花火の季節だ
とはいえ今年も中止の方が多いだろう
自粛自粛で鬱々としているのであれば
ミスターセンクスの二尺タマが
世の中のみんなを喜ばせることにしよう
関西人は口を揃えてこう言うだろう
ミスターセンクスのたまや〜!!
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