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いきなりデンーワ

びっくりスルーワ!

いきなりステーキならまだしも、
いきなり電話がかかってくるとびっくりする。
いつからこう思うようになったのだろう。
電話がかかってくる=緊急事態という意識が、
ミスターセンクスのどこかしらにこびりついているらしい。

今週の日曜日までGWという人もいるかもしれないが、
ミスターセンクスは今日からお仕事である。
11:30頃、突然けたたましい着信音が鳴り出した。
正式名称はわからないが、
Facebookの音声通話みたいなやつから着電である。

センクスのFacebook、
つまりセクスブックに電話してくるやつは誰だ!
アカウントはPC・iPad・iPhone(2台)・Apple Watchで連動しており、
5台の端末が一気に、
気が狂ったような着信音を合唱をしはじめたのだ!!!

ちょっとマスタルバツィオーネ中だったので、
やっとの思いで着信音を消す。
画面を見れば、電話をかけてきたのはジルさんだった。

そろそろ紹介はやめようと思うが、
ジルさんはシアトル出身、日本在住の女性である。

びっくりはしたものの、
普段はmessengerでやりとりしていたこともあり、
心配でマスタルバツィオーネが手につかなかったことは、
言うても言うまでもない。
もちろん白濁液も手につかなかったわけである。

緊急で何か助けが必要なんジャマイカ?
やっとの思いで手が空いたので、
電話を折り返す。
出ない。
これは間違いなく何かあったに違いない!

数分後にmessengerが届いた。
Just hello! I was wondering how you were.
安堵の気持ちが湧くと同時に、ジャストハローじゃねぇ!
と心の中であってもあくまで小声で叫んだ。

ジルさんは50代だが、子供のようにお茶目なところがある。
サプラァーイズ!みたいなアメリカ人のあの顔が浮かんでくる。

ジルさんはコミュニケーション上手である。
何の話題もなくたって、定期的に連絡をくれるのだ。
元気か?と聞いてきたり、
理解できないアメリカンジョークを送ってきたり、
その方法は様々である。

「今日はいきなり電話してやろう。うしし」
みたいないたずら心で挑んできたに違いないのだ。
それが許されるのもジルさんのキャラクターあってこその話であるし、
ジルさんらしいなと認めてしまうセンクスがいるのである。

一連のやりとりを終え、
週末にZOOM飲みしようぜという約束をして、
ミスターセンクスはマスタルバツィオーネに戻ったのであった。

ZOOM飲みってアメリカ人にも通用するんDANE!


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