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見た目やスペックに騙されてはいけないよ
あおり運転の宮崎さんですが、
最近のあおりエアガン運転の衝撃で存在が薄くなってしまったように思う。
本人もエアガンを持ち出されて話題を掻っ攫われるとは思っていなかっただろう。
BMWに乗り、随分と威勢の良い感じで五発殴っちゃったあのお姿は、
結構インパクトがあった。
ガラケー以外は、随分と景気の良い感じだったと思う。
しかし化けの皮はすぐにはがれ、BMWも借りたものだということが分かった。
見た目やスペックは輝いていても、中身を伴わないそれはクソダサいのだ。
宮崎容疑者が乗っていた煽り車は
BMW X5 35dという車種だったことが分かっている。
価格にして1000万円くらいか。
ふんふんと見ていたところ、1点気になるところがあった。
この車、正直遅いのだ。
折角あおり運転するのなら、どうせ借りた車なのなら、
クソ早いランボルギーニとかでやればいいのだ。
ただBMWという高級なブランドと、車体の大きさだけで選んだのだろう。
ゴキブリのように早く走るランボちゃんの方が、
相手に重大な精神的苦痛を与えられるはずだ。
あおり運転業界で言えば、見掛け倒しなのである。
人は大きな車に乗ると気が大きくなるのだろうか?
煽り運転している車は大抵大きな車だ。
車の速さを表す数値で、パワーウエイトレシオという数値がある。
車重を馬力で除した数値で、1馬力で何キロの重量を支えるかという数値だ。
数値が少なければ少ないほど、その車は早く機敏に動ける。
つまりあおり運転の頂点を目指すもの、
車格ではなくパワーウェイトレシオを追求すべきなのである。
こちらのBMWのパワーウェイトレシオは8.53kg/PS。
これではあおり選手権のトップには立てない。
あおり運転では、相手の車にぴったりくっついたり、
ものすごい勢いで追い抜いたり、
前に出てブレーキをかけなくてはならない。
つまり相手の車よりも高い性能を持っていないとあおれないのである。
それゆえにパワーウェイトレシオが大切なのだ。
このBMWが煽れる限界は、トヨタカローラ(8.33kg/PS)である。
いや、カローラの方が0.2キロ少ない。
全力で追い越そうとしている時に、カローラにも全力を出されたら、
あおるどころか引き離されるのである。
ああ、ダサい。
そんなわけで私もあおられた時の対策を考えた。
私のアバ郎(Abarth 595 competizione)の
パワーウエイトレシオは、6.2kg/PSである。
しかし見た目は軽サイズの可愛い子なので、
あおり運転したい見かけ倒しにとって格好の的なのだ。
まずはとても弱い感じで行こう。羊モードだ。
あおられたり、パッシングされたりしよう。
十分に相手のイライラを醸成するのだ。
そしてゆっくり、ゆっくりと車線変更をし、道を譲ろう。
セーフティードライブなのである。
相手が追い越そうと、車が並んだ瞬間、狼に豹変しよう。
遅そうな軽を舐めきっていた相手はあんぐりするだろう。
どれだけアクセルを踏んだところで、私には追いつけないのだ。
その後減速し、あおり運転車をあおり運転するのだ。
見かけだけのでかい車のケツを軽みたいなちっちゃい車で追い回そう。
お尻ペンペンしよう。
それをYoutubeで配信し、あおり運転の被害者の代弁者となるのだ。
タイトルはもう決まっている。
いきがったあおり運転するマジキチをジャイキリした件w
これに決まりなのである。
あおり運転をパワーウェイトレシオで切るという独自の視点でお届けした。
ちなみにランボルギーニ アヴェンタドールのパワーウエイトレシオは
2.03kg/PSとものすごい数値だ。
2リットルのペットボトル1本分を1馬力で運ぶことになる。
あおり運転をするつもりはない。
別になんの価値もないからだ。
早く走りたいならサーキットに行けば良い。
しかし世の中にあおり運転をする人間がいる以上、
ジャイキリし駆逐しないと行けないであろうアバ郎。
ということで、そのうちランボルギーニを借りに行こうと思うのである。