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【読書メモ】ホルモー六景(2023-No.57)
「ホルモー六景」(万城目学/角川書店)
これを読むのはもう何度目かわからない。いちど読んだ本を「読了」としてカウントするのはいかがなものかと思ったが、物語の「トーン」「色」に浸ることが必要なときもある。というか、これが読書(特に小説)によるストレス解消なのだと思う(要するに少々お疲れなのだ、私)。「鴨川ホルモー」のサイドストーリー6編。すべては鬼と人間の「わりとくだらない戯れ」なのだと思うと、ホルモーなる競技の意味不明なルールも納得がいく。くだらない戯れ、意外と大事。ちなみに、最後の「長持の恋」の舞台となる「狐のは」は、「鹿男あおによし」に登場する、彼の地である。