(第3弾)どこよりも早く2023年小売業界トレンドを予測してみた〜③サザビーリーグ執行役員相川慎太郎さんの場合〜
「どこよりも早く2023年小売業界トレンドを予測してみた」の第3弾になります。
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では早速参りましょう!
アンケートの設問は以下の通りです
2023年は小売業界×マーケティングトピックにおいて、どんなトレンドが来ると思いますか
上記で答えた理由を教えてください
2023年はマーケティングにおいて何に投資しようと思っていますか
上記で答えた理由を教えてください
2023年、新型コロナウイルスの影響をどのように予測していますか
業界で活躍中の何人かのマーケター・役員の方々にヒアリングしています。何回かに分けて、シリーズものでお届けします。
なお、具体的かつリアルな予測をしてもらうべく、名前を伏せて回答頂いている場合もございますのでご了承ください。
相川さんによる回答
2023年は小売業界×マーケティングトピックにおいて、どんなトレンドが来ると思いますか
回答:リセール
上記で答えた理由を教えてください
回答:環境意識の高まり、モノ余り、若年層の購買行動の変化
2023年はマーケティングにおいて何に投資しようと思っていますか
回答:データ活用
上記で答えた理由を教えてください
回答:データ活用による新規顧客の獲得、既存顧客の維持の為の施策実行が必要な為
2023年、新型コロナウイルスの影響をどのように予測していますか
リアル店舗への戻り
感想
リセール意識の高まりは、筆者自身も肌感として感じているところです。無駄なものを買わないようにするミニマリスト的なマインドを持った方々も増えているように感じますし、円安・物価高の影響で世界的に不況の匂いがするなかで、買い控えをする消費者意識も出てくるでしょう。
一方、コロナウイルスの影響が少し緩み、来年はリアル店舗へ戻ると予想しています。この予想は前回、某大手アパレル顧問Oさんも「コロナは続くが消費は戻る」と回答しています。みなさん来年はリアル店舗の復活を予感している方が多いように見受けられます。円安・物価高が景気を低迷させるなかで、唯一の希望の光と言っても良いかもしれません。
ただ、円安状況が続くと確定しているわけではありません。国際情勢は刻一刻と変わるため、断言が難しいのが本当のところ。日本の景気は特に輸出によって左右されるため、海外の景気と連動してきます。世界経済の流れをよく読みながら来年の投資計画をしっかりと読まなければいけません。