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2024年出会えてよかった本3冊📕
今年はいつも以上に読書時間をたくさん
確保した一年でした📕
今日時点で年間70冊、本を読みました。
いろいろ読んだ中で今年出会えてよかった本を
3つ選んでみました。
「団地のふたり」藤野千夜
今年どハマりしたのは、BS NHKで年末年始にも一挙再放送していたドラマ「団地のふたり」。
団地で幼なじみなふたりが、団地の人、家族、もうひとりの幼なじみとのストーリーの中で
着実に日々を暮らしていくお話です。
ドラマは小林聡美✖️小泉今日子の化学反応が
良すぎました🥰歌もうますぎる。
放送終了後、すぐ2回目を配信で見て、
おかわりしていました♡
ドラマ放送前に原作を読み、面白すぎて一気読み。
ドラマと並行で、続編の「また団地のふたり」も
読み進めていました。普段小説を読まない人なので、小説でここまでハマって読んだのはかなり久しぶりでした。学生ぶり??
しかし、なぜこんなにハマったのか。
特別なことが起きる話でもないのに…。
このふたりの背伸びしない暮らしがまず共感しました。
主人公とその友人のやる気のなさがいい。
さらには、こんな暮らししたいと思うような暮らしにも心惹かれた。
野菜のお取り寄せ、
お友達とのおうちごはん、
ベランダでのんびりおしゃべり。
バリバリ稼いでやるぞ!という女性たちの話には
もう私、疲れちゃったのだ。
この話のふたりみたいに、お兄ちゃんの不用品を売ってその利益で美味しいものを楽しんだり、
団地の人に積極的に関わりたく無いと思いつつ、昔のよしみで流されているうちに身の回りの人のお役にたってしまっている、…なんて理想的なお話。
そして、団地の個性豊かなおばちゃんや親たちのとのやりとりも体験したわけじゃないけど
なんだか懐かしく感じる。ノルタルジー。
今の世の中にはなかなかない、少し昔には存在した風景がここちよいファンタジー、なのかもしれない。
ドラマと話が重ならない続編もまた良い◎
いつまでもこのふたりが存在していてほしいから。
「シュナの旅」宮崎駿
古本屋さんで旦那が買ってきて
この年末に家族で読んでハマっている。
ジブリ好きには有名なのかもしれない。
ジブリ作品は好きではあるが、アニメはどうもグロテスクで観られない作品も多い😌
この本はジブリのたいせつにしたい要素はそのままに、グロテスクな直接表現はなく、
マンガのようなフルカラーのコマ割りでストーリーが進む。
すぐ読めて、何度も読み返したくなるお話だった🌱
「古本食堂」原田ひ香
今年は、原田ひ香さんの作品をよく読んだ。
出会えて良かった作家さんのひとりにノミネートされた。
原田さんの1番の良さは
食いしん坊ならではの表現力、だ。
勝手に原田さんは食いしん坊だと決めつけてしまっているが、きっとそうだと思う。
どの作品にも人間模様がありつつも
おいしいものが必ず登場し、その表現にまたお腹を空かされる。
この古本食堂もそうだ。
この本を読んだら、東京の神保町周辺に行きたくなる🍛🍱🥪どれも本当においしそう。
亡き兄の古本屋さんを継ぐ妹と
憧れのおじさんの古本屋の行末が気になる姪のやりとり。そして、古本屋の営業を通して、お客さまとなる人との関わりの中で、そのふたりのそれぞれの将来への決意に向かっていくお話し。
こちらも続編があって、続編も良かったです♡
番外編 平安時代関連
今年、他に読んだ本としては紫式部や枕草子関連の本も多く読んでいました。
大河にハマって、平安時代のことを知りたくて
読んでいます。
高校生ぶりにマンガ「あさきゆめみし」を読み直しました😍当時は恋愛もヒト付き合いもよくわかってなくて、深く読めなかったけど
今となって読むとまた違うポジションからも楽しめる…。歳を重ねて、面白さが増えていました。
今は角田光代さんバージョンの源氏物語を少しずつ読んでいます。
現代語で読みやすい。
源氏物語を通じて、時代を超えて女性たちの生きづらさを考えるという面白い切り口で源氏物語を読み解く本📕
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今年もみなさんのnoteを読んで元気をもらい、
コメントやスキにパワーをチャージさせていただける一年でした☺️ありがとうございます!
我が家は年末年始、体調不良者が居るため
お家で引きこもりのお休みとなりそうです🎍
(読書たくさんできそうで私は喜んでいます📖🎵)
みなさまにおかれましては
よい新年をお迎えください✨
また来年もよろしくお願いいたします🙏