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日付のない即興の詩

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趣味で書いた詩のまとめ。
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2022年10月の記事一覧

詩:『きみが好き』

きみが好き。

まだ、きみのことが好きなのかもしれない。

それは、悲しいことだけど、

でも好きかもしれない。

まだ、きみのことが好きなのかもしれない。

それは、悲しいことだけど、

でも好きかもしれない。

好きなんだと思う。

好き。

好きなんだ。

あの時、祈っていたんだな。

週末、きみと帰る時。

きみのことが好きだったから、

ずっと祈っていたんだ。

好きだったんだ。

一生

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詩:『眠れぬ夜さえ』

すべて夢だった

断片が通り過ぎていく

過去は本当にあったかどうか
記録をたどることはできるが
それは捏造されたものかもしれないし
確かさはどこにもない

すべて夢だった
として
差し支えないでしょう

誠に残念ながら
夢とは真実のような幻なのです

また一刻一刻
過ぎゆくと
私のいない世界で
観測できない夢が広がる

すべて だった

断片が通り過ぎて