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HSPうつ病パート主婦がシン・エヴァンゲリオンを観た

2021/6/19(土)

(※つらつら感想を書くのでネタバレあり※)


私は中学生の頃からエヴァンゲリオンが大好きです。エヴァで厨二病に目覚め、20年以上が経ちました。いまだに厨二病という疑惑も。疑惑っていうかマジだな。

今回は前作「Q」の続編で、冒頭にこれまでのおさらいも入れてくれてました。なんて親切なw

まず何番目かの綾波レイのそっくりさんが「村」という場所で畑仕事に勤しみ、村の人達と交流していくというシーンが印象に残りました。観終わって必要だったかなこのシーン?って思ったけど、観客を浄化させるためには必要なシーンだったと思います。シンジの浄化も必要だったしね。美しい森や川、全部のシーンがすごい綺麗だった。あと村の雰囲気も戦後の日本のような見せ方もありつつ、現代感が漂ったエモさがとてもツボでした。

そしてHSPにはツラい戦闘シーン。ホント頭痛くなる。でも好きなんだよな。集合体恐怖症をゾクゾクさせるようなの出してくるの天才か。あの戦闘シーンのゾクゾク感だけで1900円出してもいいわ。ってなんだかんだ私も変態だと思う。

後半は恒例のだらだら心象シーン。意味わかんない人は本当わかんないっていう好き嫌いが分かれるシーンですね。

私も昔は好きではなかった。

でも年取るとわかりますね。伝えたいことや意味が。インナーチャイルドとか孤独とか全部私が悩んでることだもんな。

そしていい歳したおっさんが何言ってんだって子供っぽさまで感じて、私の成長も感じられた。ただのキモい変態やん。地球どころか宇宙を巻き込んだ壮大さと難しいことばっかり言ってるくせにちっぽけで子供っぽいゲンドウというコントラストがとても感じられて途中ちょっと冷めました。

でもマリ好きの私には嬉しいラストだったので上がりました。シンジもセクシーで好き。

真面目な考察じゃなくてすみません。
ガチヲタじゃないので。

考察も何もテーマは庵野監督のエヴァからの解放だろうね。

鬼滅の刃を全巻読んだ後にエヴァを観ると盛りすぎでストーリーがかすむというか、ストーリーなんてあるのか。伝えたいことって昔から変わってないんだろうなと思います。ゲンドウが私には庵野監督にしか見えないので。

シンジには自分を重ねて成長してきました。でも正直シンジってそんな成長してないよね。だから今回成長したシンジを見られて嬉しかったです。見た目や声もね。

そして、このタイミングで観られたのも何かの縁。私もインナーチャイルドもやっと成長できるんじゃないか。そんな希望が貰えました。


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