見出し画像

人間という生物が気持ち悪い


自分含めて人間って気持ち悪いと思う夜がたまにあります。


まず、他人をジャッジする目が怖い

容姿、肩書き、学歴、権力、資本によって人の見る目が変わる。

その目が怖くて気持ち悪くて堪らない


次になぜここまで生物の中で知能が高いのか


そもそもこの全世界を支配できないくせにやたらめったら知能が高くなるということは

不安感も比例して高くなるということだ。


その不安感とは主に起こるか分からない未来への不安感だ。

その未来への不安感は人間が資本経済の中で生きているからだと思う。

資本経済によって人類はここまで発展してきた。

架空の世界を構築することによって。


借金という名の"悪魔の契約"を結ぶことによって。

人間は実態のないものに価値を付け、その価値を信じる。

そしてみんなが信じるからこそ、そのものに本当に価値が生まれる。(我々ネオサピエンスはこの信じる能力によりネアンデルタール人に打ち勝つことが出来たらしいです。)

裏を返せば、そのもの自体に価値はない。

それは人間の存在にも当てはまると思う。

人間は自らの存在を証明しようと、様々な手法でこの世に痕跡を残そうとする。

そしてその痕跡を「価値」だと信じることで自己肯定しながら生きている。

自分という存在の「価値」を認めようとすればするほど、自らに価値など無いことに気がつく。

人間存在の「有」を求めつつも、結果的に正反対の「無」が現前してくる。


人間とは滑稽な生き物なり。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?