推しの誕生日に小説を贈った話
初めまして、ご機嫌よう。
わたくし、新鋭マルチクリエイター(志望)の亞辺マリアと申します。
普段は自宅スタジオで写真を撮ってみたり、お茶を立てたり、小説を書いています。2023年9月現在、暫定無職です。
さて、本日はタイトル通り「推しに小説を送った話」をしていきます。
時は9月5日、昼下がりのスターバックスコーヒー店内での出来事です。
私は新作のアップルパイを平らげて、ミルクティを飲みながらUni0.7JETSTREAMを握りしめていました。
というのも、9月17日に原宿PARK様にて私の推しが1人、猫吹ケムリ(@mo9mo9ke6ri)ちゃんに会えるリアルイベントがあるのです。
猫吹ケムリちゃんはVtuber、つまりバーチャルな存在なのですが、ケムリちゃんが目の前にいてお話ができるなんて、夢のようなイベントですね。
私は今回が初参戦ですので、過去のレポを読んだりして札束を数えて当日を待っています。
ご本人様に差し入れ&手紙の持ち込みについて確認したところ嵩張らない差し入れとお手紙は受け取りが可能だということだったので、ならばこの想いを書き綴るしかないと私はペンを取ったのです。
ケムリちゃんへの日々の想いと感謝を書き綴ること2時間、推定1,900文字程度のちょっとした原稿が出来上がりました。用意していた便箋は使い切り、お渡しする封筒は山頂のポテトチップスの袋のごとく膨れ上がっています。
その日は後に予定を控えていたので、残りの時間をどうしたものかと封筒を前にした私は思考していました。まだ残っているベンティサイズのミルクティ。はち切れんばかりの封筒。明日はケムリちゃんの誕生日。
「そうだ、ケムリちゃんが主人公の小説を書こう」
山があれば登るし、京阪があれば京都に行く私です。
翌日に推しが誕生日を控えていたら、何かしでかしたくもなります。
私は1時間スマートフォンと睨めっこをして執筆作業にあたりました。
普段はカクヨムを拠点にして作家の真似事をしているので、カクヨムにて小説を書き、予約投稿。時刻はケムリちゃんのお誕生日である9/6の00:00です。
ここで書いた小説の字数を確認したところ、ほんの1,000字ちょっとの原稿でした。
うん、プレゼント小説にしては丁度いい短編小説になった。
一仕事を終えた気持ちで気持ちよく手元のグラスを空にした時に、私は気が付きました。
猫吹ケムリに対する想いを募った文だけで3,000文字書いていることに。
さて、私は現在CAL(Classic Anthology Library)にて第3回アンソロジー小説企画「ノン・ヒューマン」に新規メンバーとして寄稿しています。https://note.com/afterfinitude001/n/na75be16c4194
こちらの原稿がおよそ4,000字です。本格的な短編小説としては程よい長さですね。
そして私はさらなる気づきを得ます。
猫吹ケムリのこと書くだけで小説一本作れるんじゃね?ということに。
二次創作の小説をファンアートとして書き上げている未来はそう遠くないかもしれませんね。何なら4,000超えて8,000字でも書けちゃいそうです。
本文を通して何を申し上げたいかと云いますと、推しのためなら創作意欲無限湧きというわけでございます。
さて、本日の本題にあった猫吹ケムリ生誕祭小説は以下のページからお読みいただけます。登録不要、1分もあれば読んでいただける一口サイズのものですので、お時間のある方はぜひどうぞ。ケムリちゃんが主体にはなっていますが、今回はどんな推しにも通ずるメッセージを込めました。
今後も愛煙家(猫吹ケムリのファン)としてぼちぼち二次創作ができたらと思います。そして、この愛を糧にオリジナル小説も書いていきたいですね。
普段はSFや耽美な世界観をメインに小説を書いたり写真を撮ったりしています。
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