AIのべりすと怪文書『地獄の戦国策』

　ベトナム戦争中の1969年、アメリカ陸軍特殊部隊（グリーンベレー）のウォルター・E・カーツ大佐は、上官の許可を得ずに北ベトナム軍、南ベトナム解放民族戦線（ベトコン）及びクメール・ルージュ軍に対して激しい戦闘を繰り広げていた。さらに彼はカンボジア東部の人里離れたジャングルの中の前哨基地を拠点として、米国軍、山岳民族軍、地元のクメール民兵部隊を指揮し、独立王国を築き、彼らに半神と崇められていた。
　南ベトナム軍事援助司令部・研究監視団に所属する工作員オルフェーヴル・L・ウィラード大尉は、ニャチャンにある第1野戦軍本部に呼び出される。オルフェーヴルは、CIAによる要人暗殺の秘密作戦に従事してきた経験が豊富だったが、戦地を離れていると無聊にさいなまれ、酒に溺れる日々を送っていた。彼は、カーツがベトナム人４人を殺害した罪に問われていることや、前述の独立王国を築いていることを告げられた上で「カーツを殺し、その指揮を終了させる」よう命じられる。
　複雑な思いを抱きつつもオルフェーヴルは、ディープインパクト上等兵曹（チーフ）が指揮する米海軍の河川哨戒艇（以下、PBR）に乗員のロードカナロア、ウインバリアシオン、ルーラーシップと共に乗り込み、静かにヌング川を遡ってカーツの前哨基地を目指すことになる。ベトナムのジャングルは、「まるでマチュピチュのような」と形容されるほど、古代文明を彷彿とさせる。その密林に身を潜めて、オルフェーヴルらはカーツが前哨基地として利用する洞窟に接近を試みる。しかし、PBRのエンジン音を聞きつけたのか、カーツの部下であるベトコンやクメール民兵たちが次々と現れ、激しい銃撃戦となる。
　さらに、オルフェーヴルらを敵と誤認した第３勢力も介入し、特攻野郎Ａチームさながらの激しい銃撃戦が展開される。オルフェーヴルは、ディープインパクト上等兵曹とロードカナロア、ルーラーシップに援護を命じて、単身カーツの暗殺に向かう。
「ジャングルでの戦いは、ベトナムで戦ったどの戦闘よりも過酷だった」
　とオルフェーヴルは語るが、カーツを追い詰めることに成功する。だが、カーツも手練れで、洞窟内の地の利を生かしてオルフェーヴルを翻弄する。そしてついに項羽と劉邦の故事にならい、カーツはオルフェーヴルを生け捕りにすることに成功する。
「俺は、ベトコンの英雄だ。俺に危害を加えれば、ベトコンが黙っちゃいない」
　とカーツは言い放ち、オルフェーヴルに拷問を加える。しかし、オルフェーヴルは口を割らず、ついには舌を噛み切って自決してしまう。そしてカーツもその後すぐに命を落としてしまう。こうして前哨基地での戦いは終わったが、ディープインパクトが焚いた反魂香で生き返ったオルフェーヴルは、死の間際に見たベトコンの英雄として崇められるカーツの死体が忘れられなかった。
「まるで救世主のようにベトコンに崇められるカーツの死体を目の当たりにした時、俺は『神とは何か？』という問いを突き付けられたような気がした」
　とオルフェーヴルは語る。そして、その疑問を解決すべく彼は再びPBRに乗り込み、カンボジアへと戻る。しかし、そこで彼が目にしたものは、クメール・ルージュによる新たな「革命」の幕張メッセだった。

　楽毅は弟子の韓信とランスロットにオルフェーヴルの暗殺を命じる。
「今、俺は趙の国で暮らしている。趙とはかつての斉の国だ」とオルフェーヴルは語る。彼は、米国やNATOの侵略から祖国を防衛した功労者として趙の国に軍事顧問として招かれる。そして彼のもとを訪れたのは、楽毅とその弟子である韓信（以下、韓信）だった。
「２人とも俺の弟子だ」
　オルフェーヴルはそう語り、２人を歓迎する。さらに、蘇秦と張儀を外患誘致罪で織田信長に引き渡したことを説明し、「もし俺が織田信長なら、俺に対してこうする」と自身の経験則を語った。そして韓信に「軍を率いてカンボジアへ行ってほしい」と依頼した。
　しかし韓信は「自分はもう戦いたくない」と言って断ってしまう。そこでオルフェーヴルはロードカナロアを呼び出し、趙の国の軍総司令官に任命する。さらにランスロットには、カンボジアへ現地入りして指揮をとってもらいたいと要請した。
「俺はこの国で『秦』という名の青春を過ごした。だから韓信にはこの国を、ロードカナロアにはこの趙の国を任せたい」
　そう述べたオルフェーヴルは、自身の愛刀・デュランダルを韓信に託す。そして「この剣を持つ者こそが、俺の意志を継ぐ者である」と念を押した。

　カンボジアに到着したロードカナロアは、現地部隊を率いてクメール・ルージュの掃討作戦を開始する。一方、韓信はカンボジアの地で新たなる戦いに身を投じることになる。
　オルフェーヴルはカップヌードルをすすりながら、韓信とランスロットに語り掛ける。
「もし俺が織田信長なら、俺に対してこうする」
　そしてオルフェーヴルはカップを地面に置き、立ち上がるのだった。
「さて、さて、さては南京玉すだれ」
　そう語るのは、「大アジア主義者」を名乗る楽毅である。彼はかつて趙の国に亡命していた韓信のもとを訪れていた。楽毅は自身こそが趙の国の実質上の支配者であることを告げ、韓信に趙の国へ再び参陣することを要請する。
　一方その頃、ロードカナロア率いるカンボジア攻略部隊はクメール・ルージュと激戦を繰り広げていた。そしてランスロットが負傷したため、韓信が代わりに指揮をとることに。しかし戦況は思わしくなく、ロードカナロアらは補給路を絶たれてしまう。そんな中、韓信のもとにかつての趙の国の軍総司令官・オルフェーヴルが合流する。
「お前はもう戦わなくて良いんだ。俺がお前の分まで戦う」
　とオルフェーヴルは韓信に語るのだった。こうして３人の奇妙な共同戦線が開始されることになるのだが……。

「俺は人参を食べるぞ、ジョジョぉー！！」
　白起は司馬錯にそう呼びかける。
「人参を食おう、ジョジョぉー」
　と白起は司馬錯に語り掛ける。
「人参を食べるぞ、ジョジョぉー！！」
「人参を食うぞ、ジョジョぉー！！」
　２人は声を合わせて叫んだが、その声は届かなかった。２人の友情の絆は儚くも散り、白起は命を落としたのだった。

　白起の死に涙した楽毅は酒宴を開き、その席に司馬錯を招いた。楽毅は司馬錯に酒を注ぎ、白起を偲ぶのであった。
「俺は趙の国の軍の総司令官に任命されたのだが……」
　とランスロットは語る。彼はロードカナロアが負傷したため、クメール・ルージュ掃討作戦の指揮をとっていたが、補給路の確保に苦しんでいた。そんな中、かつての趙の国の軍総司令官・オルフェーヴルが合流することになる。
「人参を食べるぞ、ジョジョぉー！！」
　そう叫ぶのは、趙の国から来た楽毅であった。彼は韓信が参陣しなかったことを咎めるのだった。そして２人の奇妙な友情の絆が芽生える。しかしその時、白起は命を落としたのだった。
「俺は人参を食べるぞ、ジョジョぉー！！」
　と司馬錯は叫ぶのであった。

　趙の将軍廉頗は、宰相藺相如と刎頸の交わりを結んだ。楽毅はこの二人との交友関係があるが、オルフェーヴルはウインバリアシオンと刎頸の交わりを、ランスロットはロードカナロアと刎頸の交わりを結んだ。
　楽毅は廉頗のもとへ駆けつけるが、すでに廉頗は息絶えていた。楽毅は悲しみに暮れる。そして、彼は自身の手で廉頗の復讐を果たそうと心に誓うのだった。
　一方その頃、司馬錯らはクメール・ルージュ掃討作戦を開始していた。しかし補給路の確保に悩まされており、なかなか攻略することができなかった。そんな中、かつて趙の国に仕えていたオルフェーヴルとゴールドシップとオジュウチョウサンがタイタニックに乗船し、クメール・ルージュ掃討作戦に参加することになる。
「ファイトぉー！！　イッパーツ！！」と叫ぶのは、指定暴力団チンチン組の組長珍田珍太郎。彼は暴走族「珍走団」を率いていた過去を持ち、チンチン組の構成員は全員が珍田珍太郎に心酔する者たちばかりであった。
　かつて趙の国に仕えていたオルフェーヴルやゴールドシップがタイタニックに乗船し、クメール・ルージュ掃討作戦に参加することになる。さらにかつて趙の国に亡命していた楽毅もタイタニックに乗船したのだが……。

　一方その頃、ロードカナロアとランスロットは補給路の確保に悩まされていた。そんな中、週刊文潮の記者姫野優作はウインバリアシオンとオジュウチョウサンとともにタイタニックに乗船し、クメール・ルージュ掃討作戦に参加することになった。
「ウップ、船酔いしたわ」
　と姫野優作は語る。彼は週刊文潮の記者であり、海賊としての顔も持つ異色の経歴の持ち主である。彼はタイタニックに乗り込み、クメール・ルージュ掃討作戦に参加する。そして彼と共に乗船したのは、かつて趙の国に仕えていたオルフェーヴルやスイープトウショウが逃亡してきた元競走馬だった。
「呂布のふんどしをしめろ」
「呂布のふんどしを締めろ、オルフェ兄貴！！」
　とオジュウチョウサンは叫ぶ。彼こそがかつて趙の国に仕えていた名将・李牧である。彼は自身の愛馬と共にタイタニックに乗り込み、クメール・ルージュ掃討作戦に参加する。さらに彼と乗船したのは、日大アメフト部員たちであった。
　そして最後に乗船した男は……なんとあの織田信長だった！！　果たして、信長の野望は果たされるのか……。
「俺は天下布武じゃ」
　そう語る織田信長はタイタニックに乗り込み、クメール・ルージュ掃討作戦に参加するのであった。

　董卓は映画『地獄の黙示録』でカーツ大佐を演じたマーロン・ブランドに似ていた。彼は呂布に忠誠を誓い、彼を「我が将軍」と呼んでいた。呂布は董卓の武勇と忠義を高く評価している一方、董卓の出自について疑念を抱いていた。彼は董卓が自分を利用しているのではないかと考えており、彼の出自を探ろうとするのだが……。
　ある時、呂布と馬騰の間で小競り合いが勃発した。その戦いの中で呂布は落馬し、意識を失ってしまう。そんな時、董卓が呂布のもとに駆けつける。そして彼は呂布を救出し、ステイゴールド血盟軍の総大将オルフェーヴルの家の馬小屋へと運び込む。そこで呂布は意識を取り戻すのだった。
「将軍、ご無事で何よりです」
　と董卓は語る。彼は自身の出自について疑念を抱いていた呂布に真実を語り、彼に忠誠を誓うのであった。そして２人は共に天下統一を目指すことになるのだが……。

　一方その頃、ステイゴールド血盟軍と楽毅率いる趙軍は激しい戦いを繰り広げていた。しかし、戦況は思わしくなく、ロードカナロアらは補給路の確保に悩んだ。
「なぁ、スケベしようや」
　そう語るのが、白起である。彼はかつて趙の国に仕えていた楽毅と藺相如とは刎頸の交わりを結んだ仲であり、ステイゴールド血盟軍の副首領格である。そして、彼は秦の宣太后と刎頸の交わりを結んだ仲でもある。そんな白起に対してロードカナロアはドロップキックをお見舞いする。
「ぐわっ！？」
　ロードカナロアは白起に南京玉すだれをお見舞いした。白起は大ダメージを負い、その後間もなく命を落としたのだった。
「私は天下泰平のために行動します」
　と楽毅は語る。彼はオルフェーヴルに似ていた。彼はかつては趙の国に仕えていたが、今はステイゴールド血盟軍の副首領格である。そして彼は藺相如と刎頸の交わりを結んだ仲であり、管仲や諸葛亮と刎頸の交わりを結んだ仲でもある。そんな楽毅に対してロードカナロアはドロップキックをお見舞いする。
「ぐわっ！？」
　ロードカナロアは楽毅に南京玉すだれをお見舞いした。楽毅は大ダメージを負い、その後間もなく命を落としたのだった。

「なぁ、カナロア。俺の師匠に対して何て事するんだよ？」
　オルフェーヴルはロードカナロアにドロップキックをお見舞いした。彼はさらに南京玉すだれをお見舞いした。ロードカナロアはオルフェーヴルに噛みつき、オルフェーヴルは重傷を負った。
「痛ぇ……」
　ロードカナロアは傷を負ったが、まだ戦える様子だった。しかし、その時だった。ステイゴールド血盟軍の他の構成員である韓信と姫野優作とゴールドシップが駆けつけてきたのである。３人は一斉にロードカナロアにドロップキックをお見舞いした。
「ぐわっ！？」
　そして、さらに……。
「俺は天下泰平のために行動する」
　３人のドロップキックを食らったロードカナロアに対して、韓信がドロップキックをお見舞いする。
「ぐわっ！？」
　ロードカナロアは瀕死の重傷を負った。そして彼は息絶えたのだった。こうして天下泰平をかけた戦いに終止符が打たれたのであった……。

　タイタニック号の甲板で、呂布と董卓は激しい戦闘を繰り広げた。２人は互いに一歩も譲らず、互角の戦いを繰り広げていた。しかし、そんな中、呂布が落馬してしまう。その衝撃で意識を失ってしまったのだ。そんなヒロシに騙されて渚にたたずむ董卓は、呂布を自身の馬小屋へ運ぶのであった。
　一方その頃、ロードカナロアとランスロットが乗ったクリッパー号はステイゴールド血盟軍のメンバーたちと激しい戦闘を繰り広げていた。しかし、戦況は思わしくなく、ロードカナロアらは補給路の確保に悩んだ。
「なぁ、スケベしようや」
　そう語るのが、劉邦である。彼は愛人の戚夫人と寝室で（ピー！）をしていた。さらに彼はかつて趙の国に仕えていた楽毅と藺相如とは刎頸の交わりを結んだ仲であり、管仲や諸葛亮と刎頸の交わりを結んだ仲でもある。そんな劉邦に対してロードカナロアはドロップキックをお見舞いした。
「ぐわっ！？」
　劉邦は赤まむしドリンクを飲んでいたため、大ダメージは逃れた。しかし、その後間もなく命を落としたのだった。

「私は天下泰平のために行動します」
　そう語るのが、韓信である。彼はオルフェーヴルによく似ていた。彼はかつて項羽軍に仕えていたが、今は劉邦軍の大将軍である。そして彼は映画監督の黒澤明と刎頸の交わりを結んだ仲でもあり、映画監督の山田洋次と刎頸の交わりを結んだ仲でもある。そんな韓信に対してロードカナロアは南京玉すだれをお見舞いした。
「ぐわっ！？」
　ロードカナロアは韓信に噛みつき、韓信は重傷を負った。そして彼は息絶えたのだった。こうして天下泰平をかけた戦いに終止符が打たれたのであった……。

『地獄の戦国策』（完結）

【The Doors - The End】