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心の痛みは未来の誰かのため②

こんにちは。

前回からの続きです。(前回の記事はこちらです)

中学生の時、ある日突然、同学年の女子全員から無視をされた私。

学校へ行きたくない気持ちを心の奥へ押しやって、ポーカーフェイスで毅然とした態度で毎日学校へ行きました。

そんな日々がどれぐらい続いたのかな?

ある日の帰り、乗り換えのバス停で、一人ポツンと離れた所に居た私。

そこへ、同級生が近寄って来て、私に話しかけたのです。

「本当は、最初からこんな事嫌だったんだよね。

可哀想だから、こんな事もうやめる!」

と言いました。

驚いた私はこう言いました。

「ありがとう。でも私は平気だから。私と居ると、今度はあなたがターゲットになるから、すぐに離れて」

でもその子は「これで良いの」と言いました。

そして私は「そっか!私と同じ事をされたとしても、私が居るから一人じゃないね^^」と、気づいたのです。

するとその子は、なぜこんな事になったのかを話してくれました。

驚いた事に、私を無視すると言い出したのは、私と一番仲良くしていた子だったのです。

私の全てが嫌になり、蓄積されたストレスが爆発して、こうなったようです。

私の何が嫌なのかを全て聞かされました。

それを聞いて、とてもショックだったけど、

「無視されて当然だよね」

とも思うぐらい、本当に嫌な奴でしたね~^^

その自分の姿をとても冷静に客観視する事が出来たこと、我ながら「すごいな~」と、素直に思います。

そして、嫌な奴をやめる決心をしたのです。

これをきっかけに、翌日から一人、また一人と、私と話をする子が増えて行って、いつの間にか、元通りになっていました。

気球

辛かった過去が役に立った時、それは宝物に変わる

中学生の時のいじめ体験は、私にとってあまりにも辛い出来事でした。

この体験が役に立って、更に宝物に変わるなんてこと、当時の私は知る由もなく・・・

ましてや我が子の為に役立つなんて・・・

だからね、もしも今、この記事を読んで下さっている方で、

「辛いな~」「苦しいな~」「しんどいな~」

など、お先真っ暗な状態だったとしたら。

無理に現状を変えようとしなくていいと思います。

だってね、海で溺れた時って、それ以上沈まないようにジタバタするけど、そうすればするほど、余計に沈んで行くのです。

なので、ジタバタするのをやめて、全身の力を抜くと、勝手に体が浮くようになるんですよ。

これと同じようにね、ジタバタする(現状を変える)のをやめて、全身の力を抜くんですよ。(何も考えず、その感情を思い切り味わう)

そうすると、勝手に体が浮きます。(解決する)

もうね、起きた出来事は変わりません。

だから、その事をあれこれ考えてもね、ジタバタしている間は、何も解決しないのです。

落ち込んで良いんですよ^^

とことん落ち込んだら良いんですよ。

すぐに解決する事もあるかもしれないのですが、時間がかかる場合もあります。

つい最近もね、私、心が折れるほどの痛い体験をしました。

中学生振りの痛い体験だったのかもしれません。

なので、解決するのに、2年半かかりました。

でも、解決してようやく分かったのが、

「絶対に無理」「消えたい」

と思ったけど、何とかなったって事。

「よく頑張ったね!」と、2年半前の私に言ってあげました^^


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