不登校を克服した話
毎晩、半身浴を1時間以上しています。
その間、読書をしている事が多いです。
最近読んだ本は、小林正観さんの「釈迦の教えは「感謝」だった」です。
この中で、「不登校の子供をどうしたらいいか?」と言うお母さんの相談に対する、正観さんの回答が非常に興味深いものでした。
不登校の子が例えば、いじめられていて、そのいじめっ子の問題を担任の先生に訴えた。
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担任の先生がいじめっ子を問いただす
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いじめっ子は、していませんと言う
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担任の先生は問題解決したと、それ以降何もしない
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いじめっ子は、先生に告げ口されたと、いじめがエスカレートする
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大人は自分の問題を解決してくれないと、自分一人で一身に背負う
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不登校
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子供が不登校になった。
では、それを受け容れればよいではありませんか。
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不登校である間、親がずっと味方であるのだということを示し続ければ、子供はほんとうに安心して信頼して、心を開いてくれるかもしれません。(本より一部抜粋)
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この部分を読んで、息子が小学生だった頃の事を思い出しました。
私は当時、この本の存在だけではなく、小林正観さんの事も存じ上げませんでした。(すみません)
でも、息子が不登校になった時、これを実行していたな、と驚きました。
それはきっと、私自身がいじめの経験があったからかもしれません。
不登校の問題は、もしかすると子供の問題ではなく、親が何かに気づきなさいよ、と教えてもらえているのかもしれません。
少なくとも私は、息子に対して、親がずっと味方だということを伝えていなかったことに気づきました。