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ヨーロッパ遠征記part3【フランス編🇫🇷】

これはヨーロッパ遠征記part3です!part2をご覧になっていない方は、お先に下記リンクからどうぞ!

前日練習

 私は試合2日前に現地入りしました。移動日はレストにして、試合前日は軽く体を動かしに競技場へ向かいました。

 競技場へは、Airbnbで手配した宿からバスで15分ほどで着きます。試合前日の練習なので混むかなあと思っていたのですが、ほとんど貸切状態でした。市民ランナーと思しき人が数人走ってるくらい。

 体の状態は悪くないのですが、1点気になることが。それは、1週間ほど前から地面を変に蹴ってしまう癖が出てきてしまったことです。地面に脚がついて体重を乗せた後に力を入れていて、うまくタイミングが合っていません。
 なんとか直そうと日本にいる時から試行錯誤していましたが、結局前日練習まで直ることはありませんでした。ここまできたらもうどうしようもない上に、直そうとすればするほど癖が気になってきてしまうので、途中からは別のことを考えるようにしていました。

 前日にあれこれやっても既に遅いので、あまり長居せず、1時間くらいで切り上げて帰りました。疲労も溜めたくはないですしね。
 夕方になると雨が降ってきたので、早めに切り上げてよかったかなと思っています。

いざ、試合!

 ウォームアップエリアは直線100m+コーナーが100mくらい。しかもコーナー部分は選手の荷物が置いてあるので、実質直線の100mだけでした。この狭いスペースで全選手がアップするので大混雑。日本のサブトラックがどれだけ恵まれているか、改めて感じました。
 でも混雑するのも、体を動かすスペースがないのも想定内。焦ることなく、短い距離のダッシュを中心にアップを組み立てることができました。

アスリートビブスの画像
やっぱり名前のアスリートビブスはテンション上がる

 今回のレースは1組3レーン。一番シーズンベストが速い人で47秒後半くらいでしたが、今の自分にとってはちょうど良いタイムかなと思っていました。この組で1着取れれば、良いタイムがついてくるかなと。

 しかし、この想定はかなり甘かったです。身体の状態は悪くなかったですが、前日まで芳しくなかった身体の動きが当日良くなるはずもありません。いざスタートしてみると、結構飛ばしているにも関わらずみるみるうちに前と引き離されていきます。ラストの200mでやや巻き返しましたが1着には遠く及ばず。49秒43で5着。

 敗因としては、変な癖が出てきてしまったことと、調整続きでやや体力レベルが落ちてしまっていたことかなあと思います。

おまけ

受付で

 日本だけでなくアジアから来ている人が(おそらく)自分一人だけだったこともあり、役員の人に名前を覚えてもらっていました。受付では日本から来たと告げると、“I remember you”と言われたり、招集所では日本の漫画について話したり、レース後には“good race”と言ってもらえたり。
 全然良いパフォーマンスは発揮できませんでしたが、そんなレースでも注目してもらえたのは嬉しかったですね。

スタート前に

 今回のレースはスタート位置までジャージで移動して、そこでユニフォームへ着替えるシステムでした。着替えはボックスに入れるのですが、ボックスを持って移動してくれる係の子供がいます。
 私のレーンの担当になった子はあまりに小柄だったので、“重い荷物でごめんね”と伝えると、“気にしないで”“良いレースを”と言ってくれました。たぶん小学校低学年くらいの年齢だったと推測しますが、そんな幼い子でも気の利いた言葉をかけられるなんてすごいなあと思いました(語彙力)。私が同じくらいの年齢の時は、絶対こんな言葉を返せなかった自信があります。

試合前に靴紐を結んでいる画像

次戦はノルウェー🇳🇴

 次の試合は5月30日(木)@ノルウェー。出場するのは、まさかのあの大会です。
エントリー以来音沙汰がない+エントリーリストも公開されないので出場できるか分かりませんが。

 できることは少ないですが、より良いパフォーマンスを発揮できるよう良い準備をしていきたいと思います。お楽しみに✨

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