記事に「#ネタバレ」タグがついています 記事の中で映画、ゲーム、漫画などのネタバレが含まれているかもしれません。気になるかたは注意してお読みください。 名画のあらすじだけ読んで観た気になろう! 『善き人のためのソナタ』 志井永子/AUskeえいゆうすけ/王ケイ 2024年9月15日 16:40 とにかく映画観てる時間がないねん! 時短、タイパ、早送り視聴すらでけへんねん! という方々に向けて、名画のあらすじを書いてみる。第一弾は、フロリアン・ヘンケル・フォン・ドナースマルク監督『善き人のためのソナタ』(2006年、日本公開2007年)。第79回アカデミー賞外国語映画賞作品なので、どぞー。1984年の東ベルリンで国家保安省シュタージに属する凄腕尋問官ヴィースラーがある晩、観劇する。そこで劇作家ドライマンを、どうも反国家、反共産主義、西側に寄った危険思想の持ち主ではないかと勘ぐり、彼の家の盗聴を開始する。盗聴してすぐにヴィースラーは知る。ドライマンには女優クリスタという同棲中の恋人がいること、クリスタは違法薬物に手を出すほど自信がないこと、挙句、彼女はハムプフ大臣という共産党重鎮に無理やり体の関係を持たされていることを。そして、ドライマンが信頼を置くイェルスカという演出家が危険思想の持ち主として干されていることを。ドライマンの誕生日パーティーでイェルスカが『善き人のためのソナタ』と書かれた楽譜をプレゼントする。しかしイェルスカは国家に絶望して自殺してしまう。イェルスカの死を知らされたドライマンはプレゼントされた楽譜を開いてピアノソナタを弾く。「レーニンはベートーヴェンの『熱情』を聴いてしまうと革命が達成できないと言った」と漏らすドライマン。つまり共産主義者、共産党員ではいられなくなるということ。その演奏を盗聴していたヴィースラーは共産主義者でいられなくなってしまった。こうなったらヴィースラーはドライマンとクリスタの味方。嘘の報告書を作成して彼らを助け始める。ドライマンもドライマンで、西側メディアに東ベルリンの現状を匿名で伝えることに成功する。しかしシュタージはドライマンに目をつけていた。絶対にドライマンが西側メディアに伝えたはずだ、と。だがヴィースラーは、ドライマンは何もしていなかったとスッとボケる。そこでシュタージは、クリスタが違法薬物を入手している容疑で逮捕し、ドライマンの仕業だと吐かせる。しかし彼女はドライマンを守るために、すべてを吐かなかった。そこで呼び出されたのが凄腕尋問官ヴィースラー。彼はクリスタを尋問してドライマンの仕業だという決定的証拠の在処を吐かせる。クリスタはこれで解放された。尋問が終わったヴィースラーは誰よりも早くドライマン宅に行って証拠を消す。しかしクリスタはドライマンを売ったことに絶望して自殺してしまう。ヴィースラーは嘘の報告書を作成していたことによって、左遷され、閑職に追いやられる。七年後。ベルリンの壁が崩壊して東ドイツは消滅した。ドライマンは自分が盗聴されていたことを知り、いつ、誰が、どうのように盗聴していたかを調べる。そしてコードネーム「HGW XX7」ヴィースラーが盗聴し、嘘の報告書を作成していたことを知る。ドライマンはヴィースラーを探し当てた。郵便配達員として細々とした人生を送っているヴィースラーを見て、ドライマンは声をかけなかった。さらに三年後、ヴィースラーが本屋の前を通ると、壁が崩壊して以来初めてドライマンが本を出版したことを知る。その本のタイトルは『善き人のためのソナタ』。彼が手に取ってめくる。すると『感謝を込めて HGW XX7に捧げる』と書かれていた。『善き人のためのソナタ』あらすじ実は以前、映画感想文の記事として載せてるんだけど、まあ第一弾としてお試しに書いてみた。 さて、次は何を書こうかしらん?記憶を辿って書くか、観直して書くか、新しく観て書くか……王ケイ ダウンロード copy #映画 #ネタバレ #ドイツ #時短 #洋画 #アカデミー賞 #あらすじ #共産主義 #タイパ #時間がない #ピアノソナタ #東ドイツ #映画を早送りで観る人たち #早送り #時間がない人におすすめ #梗概 #善き人のためのソナタ #筋書き #早送り動画 #早送り視聴 この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか? サポート