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『ゴジラ−1.0』観た
ネタバレ満載で感想を書こうと思ったけどやめておく。おもしろかったからぜひ観てね、程度にとどめておこう。
ちょっとだけ言うと、あの電報の中身を見せた方がよかったのではないかと思う。あの電報で、われわれ観客は「生きていることを知る」が、主人公は「生きていることを知らない」。で、主人公は知らないまま突っ込んでしまう。ああ、死んじゃった。客は「生きてるのにどうして!?」となる。ところが病院に主人公が会いに行く。客は「主人公も生きてたんだ!」と思う。で、実は脱出装置を準備手たんだよーんという回想を入れる。みたいな風だと感動がもっともっと湧き上がったかも。そこで回想を入れるな、回想に頼るなと言われるかも知れないけど、「脱出装置をつけたよ」って回想は本編でも入れてたからいいんじゃないかな。
でも、電報の内容を見せないまま「実は生きてました」ってのも全然ありだけどね。全然楽しめたけど。たぶん作り手が迷ったところなんじゃないかと思う。
ちょっとだけ文句を。
主人公が〈泣き叫んで〉マインドチェンジする。これ、やめてほしい。外国の映画にはこれがない。あるいは、女性が書いた作品にはこれがない。言い切れないけど、あまり見かけない。
日本の作品かつ男性が書いた作品に頻出する〈泣き叫んでどうのこうの〉はもうやめてほしい。泣き叫ばさせずに客に伝えよう。
『ゴジラ−1.0』の場合は、ゴジラの咆哮と対比させているから仕方ない部分もあるんだけど。
以下はゴジラとは無関係。
冷蔵庫の中視点、やめてほしい。
傷ついた主人公を風呂に潜らすの、やめてほしい。
ライムスター宇多丸氏が「潜るな、潜るな、20××年だぞ。その演出古いぞ。潜るな。潜るな」と思いながら某作品を観たらしい。
もはやパロディにすら見えないので気をつけてほしいんだよおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
王ケイ