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ロンドンおうちごはん(2)
2010年 03月 21日
炒め物編——時間がないので、炒め物が多いです。
めずらしく、ほんとうに珍しくひどい咳風邪で、苦しんでました。
さて、ロンドンでのおうちごはんをご紹介。今回は炒め物を集めましたよ。
こちらには、添加物のない油揚げや豆腐がないので、煮物をやる回数が減ってしまいます。ほとんどの日本食材に困ることはありませんが、無添加のものはありません。一般のスーパーなどに売っているようなものは、ほとんどありますが……。ですから私の場合は、調味料・乾物など、日本から持参しました。
先日「うまい棒」という私が思うに、この世で最低の食べ物が、ピカデリーサーカスにあるジャパンセンターに売っていたので、こんなものロンドンに来てまで見たくないけど、いったい誰が買うのかしらと言ったら、小学生のころをロンドンで過ごした方が、駐在員の子どもたちは日本で食べていたものと同じものをほしがるのだといっていました。
なるほどとは思いましたが、こんなものを食べていたら、子どもの味覚はめちゃめちゃになってしまうと思います。
でも、Wikipediaにまで載っているのですね。
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香りが立ったら火から下ろして、決して炒めすぎないように。
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ブロッコリーと茸とトマトの炒め物。
ブロッコリーは、あのマクドナルドを毎日食べ続け1か月後にドクターストップとなった「スーパーサイズミー」の監督が、撮影終了後に、リカバリーのために食べ続けた野菜です。
私はいつも、いっぺんに蒸し焼き(小房に分けて、茎は皮をむいて縦に切り分けて、鍋に入れ5㎜ぐらいの水を入れて強めの中火にかける。ときどき様子を見て、少し堅めのところで火から下ろし、ざるにあげて冷ます)してから冷蔵庫で保存し、使う分だけ分けて使います。
茸は、形が似ているからなのか「オイスターマッシュルーム」というものです。調理前の写真は、今度アップします。ごめんなさい。
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これは、イギリスではなかなかない野菜です。ともかく出来るだけ薄く斜め切りをしてから千切りに。これでもかというくらい細く切るのに挑戦してください。それを、丁寧に炒めて、醤油で味をつけ、白胡麻を軽く潰したものをまぶしました。
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イギリスにはない野菜。蓮根はたいていは醤油で味をつけますが、今回は塩味にして、青のりをまぶしてみました。いつもと違った風味で、おいしかったです。れんこんは、こんな風に薄切りもいいですが、縦に小指くらいの大きさに切って炒めても、歯触りがおいしいです。うちので人気は、醤油で味をつけてから、入っているかいないか分からないくらいにカレー粉を隠し味にしたものです。ほんの耳かき一杯より少ないくらい入れるのです。
タイトルの写真は、沖縄での炒め物。豆腐チャンプルー。