マガジンのカバー画像

日々考察【定期購読マガジン】

私は「書かなければ気づき得ない文章」を探してます。 随筆と私小説のあいだ。そして私写真。 書評までいかない「本との対話」写真集のアイディアとしての「題名のあるギャラリー」をテーマ…
月4回更新予定 「写真」「作品」「言葉」をつなげて気づくものを探してながら綴っています。このマガジ…
¥500 / 月
運営しているクリエイター

#日記

今年もあっという間に締めが来てしまったなという、まとめのようなものと抱負

今日は最近ありがちなタイトル長め、ぱっとタイトルを見れば何を書いてあるのかなんとなくわかりそうな(でもわからない)感じでやってみた。 こういった、一見時事的で流行ってそうなものはすぐにダサくなるので、普段はあまり近づきたくはないのだけど、分かりやすさがもてはやされているのが今の空気っぽいので、世相を反映してみる試み。 この間こんなことを書いた。 分かりやすさの先には難しいものがたくさんあって、それを吟味して言葉を選べるようにならないと、安易には話せない。というのが自分の考

色んな波打ち際

この記事はマガジンを購入した人だけが読めます

救われる【日々考察:定期購読マガジン】

少しずつリハビリ制作。 こうやってただ手を動かすこと、その行為そのものに救われるところはある。 進んでいないように見えて進んでいるんですよ。 今の私にはこのくらいのスピードがちょうど良い。 今日ふと、Instagramにも投稿してみたらこんなリプライが。 「私は関口さんの世界観、マインドがとても好きです。応援してます♪」 そうだった、私はこういう言葉に救われてもいたのだ。自分の作ったものとその先の人との関わり合い。 改めて気づかせていただいた。こちらでもありがとうと

水に触れる【全文公開:定期購読マガジン】

考え事や課題などやっていると沸々と脳みそが煮えたぎってきて、明らかに機能停止したがっている。 多分こういう時に泳ぐといいんだろうなと、ふと思った。頭を冷やすとはまさに。今のご時世それもなかなか難しいのだけれど。 そういう時は洗い物をする。そうお皿洗い。冷たい水で泡を弄んでみる。 以前noteで登壇したときにTENTの青木さんが「人間、水に浸かるとアイディアも浮かんでくる」と言っていた。きっと近い感覚かもしれない。 あと、今年は足湯なんかもいいかもしれない。今思いついただ

読まれたい・読まれたくないジレンマ

早いものでもう7月を迎えた。あっという間に一年の半分を終えてしまったのだ。 大学の復学は9月からだ。楽しみでしようがない。 こんなに今勉強を楽しめるのは、ありがたい限りだ。 復学と言っても通信制なので、登校はほとんどない。 課題で与えられた本を読み、レポートまたは制作して提出する。 今と生活はあまり変わらない。 それでもこんなに心が躍るのはきっと締め切りがあったり、作り上げたもの、考えをまとめたものを「誰に」届けるかが明確なものを得られるからで、こういった不特定多数(こ

近頃、

みんな疲れているんだろうな。 道行くすれ違う人も、SNSで見かける発言もどれも晴れ晴れとした印象を抱くことは依然と比べてとても少なくなっているように感じる。 私も例に漏れず大変疲れている。疲れ切っている。 子どもの3か月に及ぶ休校・自分の復学するはずだった大学の休学の延長。 心と体にすごくダメージを受けた。 そんな中でもタペストリーの制作キットを作って販売してみたら1時間以内に完売し、購入者の方からも「これからの楽しみにします」とメッセージが届いたり、新たに作品が売れたり

毎日が新しくなっていく

 以前の世界では大型連休もはじまり、新幹線の乗車率200%やら、数十キロの渋滞情報、新しくできたテーマパークの情報で溢れかえっていただろう。 今はなんというか自分の孫の代あたりの世界を見ている気分。 その未来の世界では、自分はすっかり老いぼれていて、もしかしたらそこに溶け込もうとしていないかもしれない。 なんて、思わず空想してしまうけれど、まさか、自分が現役世代の時にやってくるとは。 そういった驚きはいちどきに来るんじゃなくて、ふとした瞬間に訪れる。 家事を終えて一段落

なるべくお花を飾りたい。

 この頃は本当に暗いニュースばかりで、やっぱり怖いですし、気をつけることはもちろん、自分たちに出来ることは家にいること、だなって思ってます。 その中で最近思い出すのが、私は宇多田ヒカルさんが好きで、彼女のLIVE Video 「Laughter in the Dark」では作家の又吉さんと対談してるシーンがあり、LIVEのタイトルの” Laughter in the Dark ”について語っています。 意味は「暗闇のなかの笑い」で、同タイトルのウラジーミル・ウラジーミロヴ