無意味上等!
帯に書いてあることそのまま引用させてもらった。さぼりではない。
本当に大学生の生活なんて、ほとんどは無意味でも全然かまわないと思う。世の中の意識の高くて天才だと思われている人はそれでは満足しないのかもしれないけど僕はそれでいいんだと心から思う。
僕の大学生活なんかその最たる例だ。部活とかサークルとか飲み会とかめんどくさいから全部パスって気の合う人と一緒に茅ヶ崎のビーチに行って氷結飲んで側転やってガハハと笑っていただけなんだから。ちゃんと勉強とか生活費稼ぎのためのバイトに明け暮れながらゲームしたり小説を朝から晩までノンストップで読んだりした。それが具体的に今の何かに役に立ってるなんて思えない。けどやってよかったんだと思う。無意味なりに意味があるのかと今になって思う。矛盾しているのだけれど。
いい思い出話にするのも良し、あの大学生活よりはましと思うのも良し。そんな感じな教訓が学べると思って大学行けばいいんじゃない?なりたいものがある人はそれに向かって進んでほしいけど、なりたいものがないから何かを探して大学へっていう人はそんな感じでいいと思う。
最初から意味を探し出そうとしなくてもいい。無意味だって何か意味になる時が来るから。まずは馬鹿なことからやってみれば?面白いかもよ?この物語の登場人物たちが言ってる。
「キケン」 有川浩
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