耳読書で生まれた移動時間の楽しみ。仕事も休日もよりアクティブに【50歳からのオーディオブック】
オーディオブックはどんな風に使われているんでしょうか?
over50歳のユーザー様の活用法を紹介していく、「50歳からのオーディオブック」連載。
今回は、通勤などの移動時間にオーディオブックを聴いている藤野さん(64歳)にお話を伺いました!耳が空いている時間を活用する楽しみを知り、積極的に出かけるようになった藤野さん。「聴く読書」だからこそ見つけたオーディオブックの魅力とは?
■リベンジ読書に参加で読書熱が復活!外出のきっかけにも
――藤野さんは、読みたかった本に再挑戦するaudiobook.jpのキャンペーン「リベンジ読書」(現在は終了)に参加されたとお聞きしました。
そうなんです。インスタグラムの広告にあった「耳は意外とヒマしてる」というキャッチコピーが刺さっちゃって。ヘッドホンプレゼントに釣られたのもあり(笑)、視聴経験はありませんでしたが年間契約しました。
オーディオブックを使うのは初めてでしたが、実際に聴いてみると面白くて!僕らの世代ってラジオ世代なんですよ。深夜番組とか聴き慣れていて、どちらかというと目よりも耳派。
聴くだけでも情景が目に浮かんでくるので、オーディオブックにハマってしまいました。
――具体的に、どういう時にオーディオブックを聴いているのですか?
仕事で電車に乗っている時などの移動時間です。健康維持のために駅から駅まで40分ほど歩くこともあり、1日に3時間くらい聴いていますね。休日も1日1万歩のウォーキングを日課にしていて、その間に聴いていますよ。
月平均で12冊読んでいますが、1日に1冊読めてしまうことも珍しくありません。明日も出張で新幹線に乗るので、オーディオブックを聴くのを楽しみにしています。
実は今回のインタビューはリモートでも良かったのですが、移動時間にオーディオブックが聴きたくてここに来てしまいました(笑)。オーディオブックは出かけるきっかけにもなるんですよ。出先で新しいお店を見つけるとかいろいろな効果もあって、アクティブになりましたね。
■「聴く読書」だからチャレンジできた本も
――今まで読んできた中で、印象に残っているオーディオブックはありますか?
聴き応えがあったのは『いっきに学び直す日本史 古代・中世・近世 教養編』(安藤達朗,山岸良二監修,佐藤優編)ですね。何となく佐藤優さんが好きだったのと、リベンジ読書で期限があったのが読む動機づけになりました。
自国のことを知らなきゃいけないな、と思って続けて読んだのが歴史の教科書で有名な山川出版社の『新 もういちど読む 山川日本史』(五味文彦,鳥海靖著)です。
日本史は、オーディオブックでなければ絶対触れることがなかった分野ですね。リベンジ読書のおかげで読む気になりましたし、紙の書籍でもじっくり読み直したくなりました。これは僕にとって大きな変化かもしれません。
――オーディオブックがきっかけで、新しい分野の本にチャレンジされたのですね!その他にはどんな作品を読んだのですか?
リベンジ読書で読んだ『オードリー・タン デジタルとAIの未来を語る』(オードリー・タン,プレジデント書籍編集チーム著)は最高でしたね。著者はコロナ禍でクローズアップされた方なので、時代の波に乗れて、良い出会いを得られました。
今日ここに来るまでに聴いていたのは『運転者 未来を変える過去からの使者』(喜多川泰著)。小説というよりビジネス書に近いのですが、夢中で読んでいます。今ちょうど佳境に入ったところなので、帰り道に聴くのが楽しみです。
『九十歳。何がめでたい』(佐藤愛子著)、『終わった人』『すぐ死ぬんだから』(どちらも内館牧子著)もシニアのちょっと先の世界を知ることができて、とても面白かったです。
――幅広い分野を読まれているのですね。もともと読書はされていたのですか?
小さい頃は1日1冊読むこともありましたが、大人になると忙しくて読まなくなりました。
雑誌をタブレットで読むこともあったのですが、目が疲れてしまって。その点、オーディオブックは目に優しいですから、ありがたいです。
僕は仕事で帰宅が8時を過ぎるので本屋に寄る時間もないですし、そもそも本屋自体が少なくなってきて、本を手に取る機会がなくて。でも、audiobook.jpだと聴き放題もあるので気軽に読めますね。
――耳を使う読書のメリットですね!オーディオブックはどのような人にお勧めでしょうか?
すべての年代の方です。その年代ごとに読まなきゃいけない本、必要とされる本があって、オーディオブックなら気楽に読むことができます。本屋に行く時間がない人や、スキマ時間の多い人には特に良いのではないでしょうか。
僕自身はいったん定年を迎えて次の仕事に就くのですが、僕らリタイア世代こそ「出かける」「頭を使う」「見識を広げる」ということが必要です。オーディオブックはそのための自己投資になると思いますよ。
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