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漏れ聞き 2019.12.8
ゼミ発表の準備でてんやわんやで、日記を書くという余裕が見つからない(日記を書くことにも、ある程度の心と時間の余裕が必要なのだとわかる)
なので、この休日のあいだ大学全域が停電というびっくりな災害に追われ、スタバを野営地に選んだのだが、ここではやけに楽しげかつほんの少し悩ましげなクリスマスソングがなかなかの音量で空間を満たすその隙間に、わたしの気を引いたいくつかの漏れ聞きフレーズをメモしておくに止
マツタケとわたしたちのサバイバル 2019.11.29
最近午前中になんの成果も得られない日が続く。
スロースタートの日は、何も生み出さないままに寝てしまうのが怖くって、どうしても夜更かししてしまう。(それで何かすごく勉強するってわけでもないのだけれど。)
そうすると悪循環で、生活リズムが崩れたままずるずると月日が流れていって、もう2019年もあと1ヶ月で、わたしはすぐに24歳とかいうもう取り返しのつかなそうな顔をした年齢になって、しつこい鈍痛のような
駒場祭所感 2019.11.24
駒場祭が終わった。
土日はUT-humanitasの『ジブン×ジンブン』展示に常駐しつつ、土曜はフィロムジカの喫茶で室内楽の演奏をした。
展示空間の設計に力を入れた(というか建築学科の人材を頼った)ジブン×ジンブンは来場者が1000人を超え、販売した会報もそれなりに売れたというところ。
あとは広報にもっと力を入れれば企画のプレゼンスも上がっていくだろう。
展示の内容に関して。
私もいくつか
餃子と車と雨の日 2019.11.22
フランスにいたときの仲間たちと、ドライブへ。
名古屋に住むひとりが上京し、紅葉が見たいとのたまったため。
計画を立てる能力を持つものが不在、当日朝まで筑波山に行くか日光に行くか決まらず。
生憎の雨と寒さ。
9時に八王子集合、コーヒーで暖を取りながらレンタカーへ。
しかしメンバーのひとりがお腹の調子悪く大幅遅刻、
さらにやっとのことで出発したものの、借りた車のカーナビが古く圏央道が表示されなかった
ドライバーズハイ 2019.11.20
朝から駒場祭の準備。
まずは方南町にあるホームセンターへ。写真のような展示什器に使うプラスチック段ボールを購入するため。
東京には大規模なホームセンターが少なく、地下鉄の範囲内でありながら郊外のロードサイド風店構えが可能な方南町という土地は貴重なもの。
行きは丸の内線で。
現物を目にすると、プラ段はとても大きくて3人で手運びできる代物ではないことがわかる。
幸運にもホームセンターには、軽トラ無
あじフライ 2019.11.18
晩ご飯は菱田屋のあじフライ。
読書会で『接触造形論』を読み、3人しかいなかったのでそのまま夕飯を食べに行った。
年末の近いこの時期、親戚に会わねばならない機会が多い。そのような場で「今何やってんのー?」などと聞かれたらどう答えたら良いのか悩んでしまう、という話題。だいたい「ん〜、まあ美術史みたいな勉強してるよ〜」とごまかす。
「なにになるの?」がとりわけ難しい質問。友人のひとりは、耳の遠い祖母に
早起き2019.11.15
今日は早起きをした。
いま参加しているオペラ団体の、練習部屋を予約するためである。9時前に大学に行くのは、家が歩いて15分のところにあるてまえ大変な偉業だと言い張ることはできないが、少なくともわたしにとって珍しいことではある。
家を出て、よく晴れた朝の冷気に刺される。この感覚が久しぶりで、もはや喜びさえ感じる。元来わたしは暑いのが苦手で、寒い季節を好む。暑さや湿気に人間性が溶けていくのに比
モンテスキューとラヴェル 2019.11.19
ラヴェルの弦楽四重奏の練習があった。
3楽章を、チェロパートで。
今回を含めればヴァイオリンで2回(1,2楽章)、チェロで2回(1,3楽章)この曲を弾いたということになる。お馴染み。
今日は昼から本郷で講義。
王寺健太先生の、モンテスキュー « Lettres persanes » を読むというもの。
パリへ来たウズベクから、祖国に残る最愛の妻ロクサーヌへの手紙。修辞に満ちた美しい文章であった。
11月22-24日 駒場祭学術企画『ジブン×ジンブン』
ここに書いてどうすんだって感じだけど。
東大の文化祭たる『駒場祭』にて、『ジブン×ジンブン』という展示に参加します。
こんな感じ。東大の人文系の研究をしている大学院生で集まって、ひろく一般に自分たちの取り組んでいる学問の内容に触れてもらおうというもの。
初参加の私としては、いったいどんな人が来てくれるのか甚だ不安で仕方ないのだが、自分でも意外なほど準備に精を出している。
私の文章は当日見ら