転職エージェントが採用担当になって感じたこと
皆さん、こんにちは!
【個人起点100%エージェント】株式会社ミライフでキャリアデザイナーをしている鈴木敦士(あっちゃん)です!
最近、エージェント業務の傍らで採用業務にも携わることになりました。元々採用業務には興味があり、ワクワクしながら取り組んでみると、普段のエージェント業務とは異なる点が多く、代表のスケさんからレクチャーを受けながら、その違いを痛感しています。
そこで、その気づきや学びをまとめてみました。
※なお、以下に記載している内容は私個人の感想や意見であり、現在所属している会社を代表するものではありません。
それぞれの役割の違い(エージェント ・採用担当者)
転職エージェントと採用担当者の役割を比較して、それぞれのミッションややアプローチの違いについて触れていきます!
転職エージェントは主にキャリアカウンセリングを重視し、候補者が自分にとって最適な次のステップを見つけられるようにサポートします。
一方で、採用担当者の役割は、組織にフィットする候補者をジャッジ(判断)し、アトラクト(引きつけ)することです。
そのため、普段通り候補者と向き合っていると、ついエージェント的なスタンス、つまり「候補者をサポートする立場」になってしまいます(ついついキャリアの変遷など聞きがち・・)
ですが、採用担当者としては、組織にとって最適な人材なのかという企業側の視点を持つことが求められます。採用担当者としてのマインドセットに切り替える必要があると痛感しました。。
特に「適切にジャッジする」という点において、私は壁にぶつかりました泣
転職エージェントとしては、「すべての候補者にチャンスを与えたい」という気持ちが強くありますが、採用担当者としては企業とのフィット感を優先に考える必要があります。時には、選考過程で候補者を「落とす」という決断をする場面もあります。このように、エージェントと採用担当者では、
ミッションの根本的な違いを強く感じました。
※ジャッチとアトラクトについてもう少し触れている動画も添えておきます
目の前の候補者をどう見ていくか、組織全体の視点から考える
先程、適切にジャッジすることの難しさについて触れましたが、その中で、目の前の候補者だけでなく、事業や組織全体の方向性、既存メンバーとの相対的なバランスを理解することが求められると強く感じました。
転職エージェントとして候補者に向き合う視点から、採用担当者としては、組織やチームの構成はもちろん、経営層や現場で育成を担当するマネージャーの目線など、様々な視点を意識した選考が求められることに気づく瞬間がありました。
そのため、書類選考の段階で「なんとなくお会いする」のではなく、これまでの経歴をじっくりとみて、「今求めている人材とどのようなギャップがありそうか」といった仮説を持って臨むことが重要だと感じました。
採用した人が組織に与えるインパクト、ワクワク感!
これまでつらつらと難しさばかり書いてきましたが、、、、。
やはり、採用した人が事業や組織の未来にどんなインパクトを与えるかというワクワク感があります!
単にスキルや経験だけでなく、その人の価値観や個性が組織にどう作用するかという視点を持つことは、転職エージェントとしてはあまり味わいにくいものだと思います。特に、ミライフのような小さい組織では、一人の入社が大きなインパクトを与えるため、会社にとって非常に大切な意思決定となります。
ですので、採用活動は、単なるポジションの補充ではなく、企業の未来への投資であり、リスクヘッジの側面もあります。時系列で捉え、企業の発展を見据えながら、退職などのリスクも考慮に入れて向き合うだと実感しています。
最後に・・
転職エージェントが採用担当になって感じたことをまとめてみました。
普段、採用人事に挑戦したい方々とお話しする機会が多いのですが、「候補者に向き合える仕事」というイメージを持っている方が多いかもしれません。
私もその通りだと思っていましたが、実際に採用担当として取り組んでみると、候補者だけでなく、経営や事業の目線を持ちながら臨む仕事だということを強く感じました!
まだまだ学びの途中ではありますが、少しでもこの経験が皆さんの参考になれば幸いです!
最後までお読みいただきありがとうございました!
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