ルーティーンについて。

スポーツだけでなく私生活の中でもよく聞かれる言葉であるルーティーン。
ルーティーンがないと言う人の方が少ないのではないかと思います。

僕自身もルーティーンというものは大切にしています。
でも今は必要最低限のどんな状況でも絶対に出来るものに限ることにしています。

ルーティーンの良いところはルーティーンを行う事により、どんな場面でもいつも通りの自分になれるようにするという事だと思います。

けれどそのルーティーンに縛られすぎるとどうなるでしょう。
これは僕の実体験の話です。
試合当日、バスで試合会場に入る時、道が混んでいていつもより到着が遅れてしまったとします。
それによりウォーミングアップまでの自分の時間がいつもより20分短くなってしまいました。
それによりいつも行なっているルーティーンが出来ませんでした。

これによりルーティーンが出来ない事でその事ばかり気にしてしまっていつも通りの自分に持っていくことが出来ませんでした。

僕が未熟と言えばそれまでの話ですが、僕はこの経験からルーティーンというものを見直すことにしました。

ルーティーン=儀式
ならそれを簡素化していつも通りの自分にする。
なので、5分でも出来るものだけに絞りました。
その結果今まで自分の為にしていた事により、自分の首を絞めていたという事実を知る事になりました。

歳を重ねた今はその過程が自分にとってとても大切で、振り返ると良い勉強となっています。

こうした経験を伝えて、1人でも多くの選手を本来の力が出せる手助けをしていきたいと思います。

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