![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/25925787/rectangle_large_type_2_f382d368f2c041a9ed04eeafb70813f7.jpg?width=1200)
まだ間に合う『 鹿の王 』
2020 / 5 / 17
※ この記事は2分で読めます 639文字
こんにちは。
毎度のことですが、、、
遅ればせながら、上橋菜穂子さんの「鹿の王」を読みました。
この作品、2015年の本屋大賞の受賞作らしいですね。
( いまさら。。。 )
岩塩鉱の奴隷 “ ヴァン ” と
天才医術師 “ ホッサル ”
全く接点の無かった二人が、国や民族、“ 黒狼熱 ” と絡み合ってジワジワと近づいていくドキドキ、そして、その後の展開をぜひアナタにも味わってほしいです。
そして “ 鹿の王 ” とは何かを知ってほしい。
わたしは、物語の面白さに加えて、いま流行りの感染症のことを思いながら読んでいました。
2つ引用します。
正しく怖がり、正しく対処することが大切なんですね。
■文庫版第1巻 P142~143より引用
幽霊が恐ろしいのは、とらえどころがないからでしょう?
幽霊に身体があって、捕まえることができるなら、きっと誰もこわがらないわ。
病も同じよ。
実体を摑まえることができたら、対処する方法を探ることができる。
■文庫版第4巻 P66より引用
・・・病素を身体の外に出そうとする機能が、結果的に彼らの増殖をたすけている・・・
そして、
このタイミングで「鹿の王 水底の橋」の文庫版が発売されるという、うれしいお話が。。
6月12日予定!
待てなくて、すでに発売中の単行本か、電子版で読んでしまうかも。。。
ではまた。
ーーーーー