2022年10月4日に行われた宣伝会議アートディレクター養成講座【ARTS】(室井淳司の回)で、事後に頂いた質問を受講生の方々にシェア致します。
例年であれば講義後に残って受講生の個別質疑に対応しているのですが、今回はスケジュールの都合上DMでの対応とさせて頂きました。翌日幾つか質問を頂きましたが、良い質問を1点こちらにシェアしておこうと思います。
当日プレゼンに関する話をしました。
プロジェクトを通してクライアントと多頻度な会話と高い意志共有ができていれば、プレゼン時にクライアントが「驚く」という事はまず無い。仮に前向きな驚きだとしても、これまで会話してきた内容とズレている可能性がある為、後々再考となる可能性がある。
こちらの内容に関する質疑がありました。
以下質疑の内容です。(個人の特定に繋がる箇所は修正しています)
上記質疑に対する返答です。
プレゼンは、表現を提案し決定してもらう場としての役割と、提案した表現をたたきとして会話をする役割もあります。
プレゼンをクライアントインタビューと捉えた時に、どの様な幅でインタビューをするか、会話をするかを考えていくと、必要なインタビュー項目、つまり必要な表現のバリエーションが見えてくるかもしれません。
※上記は競合プレゼンには当てはまりません。
競合プレゼンに関する内容は、11月から開始予定の室井淳司の新しい連載コラムで触れて行きたいと思います。
新しい連載の開始はこちらのNoteでお知らせします。お楽しみに。
室井淳司