![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/29254609/rectangle_large_type_2_e4553e0f24f00f06f128ce57eae5e9f7.jpg?width=1200)
《連続投稿550日目》技術リソースを活用するには~情報のマッチングが第一歩~
日経電子版の記事【アスタミューゼ、保有技術から社会課題提示】は、ごく短いものですが、「(記事より)自社技術の生かしかたが分からない企業」の存在、そして、それら企業にその技術リソースと105項目の社会課題とのマッチングを提示する、というきわめて重要な価値の創出が語られていると思います。
そもそも、企業にとっては、自社の貴重な技術リソースを最大限有効活用して、需要を開拓していく事は最重要の課題の一つに違いありません。技術リソースは、それだけでは何の価値もなく、それを有効活用できるシーンを見い出して初めて価値を生み出すのです。
したがって、問題は、その活用シーンをどうやって見い出すのか、という事になります。つまり、自社の技術リソースとどこかに存在している課題、ニーズとのマッチングなのです。
▶新規需要=技術リソース✖課題(ニーズ)
それでは、このマッチングをいかに成し遂げれば良いのか?――
▶技術リソースと課題をマッチングさせるには……
① 他社からの引き合い、問い合わせに、先入観などを排して、相手の
規模・業種などに囚われることなく積極的に対処する。
② 自社で顧客接点を張り巡らせ、あるいは、現在顧客ではない畑違いとも
思える分野にも、先入観を排してアンテナを張り巡らせる。
③ 広く門戸を開いて、オープンイノベーションを推進する。
④ 企業の技術リソースと他社の抱える課題、ニーズ等を高い精度で、
機密情報などがセキュアな環境でマッチングさせるサービス。
画期的な成果をもたらす潜在的なニーズは、文字通り見えない所に存在するのであり、上記①~③では十分とは言えません(それで分かれば苦労はない)。④のような技術リソースと課題をマッチングさせるサービスの進化が待たれます。
《当ページにご来訪いただき、ありがとうございました!》