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「大変だなぁ」と思うことは攻めの姿勢が楽にする
私は趣味でマスターズ水泳をしていて、週3ペースで泳いでいます。
中学、高校で水泳部だったものの、マスターズ水泳を始めるまでのブランクは約25年間あり、最初はとにかく練習がキツかったです。今は今でキツイですが、キツさを感じるまでの距離が長くなってきているので、中年なりに成長していると思います。
前置きが長くなりましたが、私は練習で100m×○本という感じで、100m系のメニューが入っていると、よりキツさを感じます。
水泳をバリバリやっている人からしたら、笑われると思いますが、私にとっての認識は、100mは長距離だからです。
残り50mでのまだあと一往復あるという終わらない感と、残り25mで頑張ろうにも頑張れない感じが、課題でした。
そんな中、最近、考え方を少し変えて見たら、100mで感じるキツさが軽減したので、備忘録として書き留めておくことにしました。
100mを25m4本と考える
完全に気休めや錯覚の世界になってきますが、100m×6本と考えると「うわっ」となりますが、25m×4本を6セットと考えると、不思議とやれる気がします。
何と言うか、そこまでキツイイメージを持っていない25mだと思うことで、実現可能な目の前の25m×4本の積み重ねれば、メニューをやりきれる気になります。
一流スポーツ選手が、大きな目標を立てた時に、実現可能と思える中目標、小目標に分解していく作業に似ているかもしれません。壮大な目標は、実現可能な小さな目標の積み重ねという考え方です。
私の場合は、練習のキツさを軽減したいという後ろ向きな目的ですけどね(笑)。
まずそこから入ると、少しずつ100mへの苦手意識が軽減します。
ちょっとだけチャレンジする
その上で、最近、取り組んでいるのが、25mごとに少しずつスピードアップして行くというもの。
これは競泳の練習ではメジャーな練習方法である「ビルドアップ」といやり方。1本泳ぐなかで、低速→中速→高速というようなイメージで、徐々にペースアップしていきます。
ビルドアップでは、最後は全力でみたいな条件が課せられますが、そこまで頑張れる根性はないので、25mごとに段々スピード挙げていくという緩やかな挑戦。
そこまで難しい挑戦ではないので、自分との戦いをゲーム感覚で楽しめるようになっていました。また、何も考えずに100mを泳いでいた頃よりもメリハリが出て、以前よりも早いタイムで回れています。
おかげで100mのメニューに感じていたキツさがだいぶ緩和されました。
そんな経験をすると、ツラい、キツい、大変と感じていることも、攻めの姿勢で望めば、意外と乗り切れるなぁと思いました。
自分の場合は、練習で感じるキツさを緩和したいという若干後ろ向き動機なので、攻めの姿勢かどうかは微妙ですけどね。
ただ、いつもそんな攻めの姿勢でいられなかったりもするので、次の課題は、攻めの姿勢を維持する方法だなぁと思っています。