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出版業界の片隅で~優しい大人と不器用な若者たち~

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今ではすっかり存在感が薄れてしまったエロ本業界が、まだまだ元気だった頃に集った不器用だけど熱意溢れる若者たちと優しい大人のお話です。 なお、2001年から2002年にかけて、私…
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記事一覧

「出版業界の片隅で」その8 バニーガールとしっぽの思い出

「出版業界の片隅で」その8 バニーガールとしっぽの思い出

【前回までのあらすじ】
編集者人生初のグラビア撮影を経験し、モデルさんの意外な本音を垣間見た私。今回は、厳しいカメラマンさんとの撮影エピソードをご紹介します。

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出版業界の片隅で~優しい大人と不器用な若者たち~|あっちゅん

【この記事について】

最初にお断りを入れておくと、色っぽい話や艶っぽい話はほぼありません。

今ではすっかり存在感が薄れてしま

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「出版業界の片隅で」その7 「水着だって恥ずかしい」モデルさんの本音

「出版業界の片隅で」その7 「水着だって恥ずかしい」モデルさんの本音

【前回までのあらすじ】
満を持しての初のグラビア撮影当日。モデルさんは、AVを主戦場とするキュートな人だった。右も左も分からない中、新人編集の右往左往したほろ苦いデビュー戦のお話。

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出版業界の片隅で~優しい大人と不器用な若者たち~|あっちゅん

【この記事について】

最初にお断りを入れておくと、色っぽい話や艶っぽい話はほぼありません。

今ではすっ

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「出版業界の片隅で」その6 グラビア撮影現場における編集者の心得

「出版業界の片隅で」その6 グラビア撮影現場における編集者の心得

【前回までのあらすじ】
アダルト誌をメインに出す「三割出版」の入社から2週間とちょっと。自分の歓迎会で、先輩たちのバックボーンを知り、大いに刺激を受け、自分の担当ページであるネットアイドルの紹介ページに掲載する人を必死で探していたら、初のグラビア撮影の日がやってきた。今回は、そんな初撮影のお話。

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出版業界の片隅で~優しい大人と不器用な若者たち~|あっ

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「出版業界の片隅で」その5 歓迎会で明かされた同僚たちの過去

「出版業界の片隅で」その5 歓迎会で明かされた同僚たちの過去

【前回までのあらすじ】
アダルト誌をメインに出す「三割出版」の入社から2週間。「コイツはすぐには辞めなそう」と思われたからか、ようやく私の歓迎会を開催してもらった。その時に知った同僚たちはなにゆえに「三割出版」に入ったのかというお話。

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出版業界の片隅で~優しい大人と不器用な若者たち~|あっちゅん

【この記事について】

最初にお断りを入れておくと

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「出版業界の片隅で」その4 ウブな編集部と手練れの芸能マネージャー

「出版業界の片隅で」その4 ウブな編集部と手練れの芸能マネージャー

【前回までのあらすじ】
アダルト誌をメインに出す「三割出版」の入社初日の初仕事は、企画会議という名の雑談かと思いきや割りとガチなノリに面食らった私。1つも企画が通ることなく、会議は終わった。今回は、一端、横道にそれて正統派美少女グラビア誌「アンタレス」編集部の日常業について触れていこうと思う。

「出版業界の片隅で」その1 ぶっ飛んだ採用面接|あっちゅん

「出版業界の片隅で」その2 紆余曲折の

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「出版業界の片隅で」その3 グラビア誌の企画会議

「出版業界の片隅で」その3 グラビア誌の企画会議

【前回までのあらすじ】
アダルト系出版社「三割出版」に2度お断りされるものの3度目の正直で採用してもらえることになった私。配属先は、エロ本出版社だけどヌードNGな創刊間もない正統派美少女グラビア誌「アンタレス」編集部だった。

「出版業界の片隅で」その1 ぶっ飛んだ採用面接|あっちゅん

「出版業界の片隅で」その2 紆余曲折の入社|あっちゅん

【この記事について】

最初にお断りを入れておく

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「出版業界の片隅で」その2 紆余曲折の入社

「出版業界の片隅で」その2 紆余曲折の入社

【前回までのあらすじ】
大手のマスコミ就職を目指していたものの、全く結果が出せていなかった私は、アダルト誌を出す出版社も選択肢にいれ始める。面接でぶっ飛んだ質問を受けながらも好感触だと思った矢先に即日不採用。どうなる私!?

「出版業界の片隅で」その1 ぶっ飛んだ採用面接|あっちゅん

【この記事について】

最初にお断りを入れておくと、色っぽい話や艶っぽい話はほぼありません。

今ではすっかり

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「出版業界の片隅で」その1 ぶっ飛んだ採用面接

「出版業界の片隅で」その1 ぶっ飛んだ採用面接

今ではすっかり存在感が薄れてしまったエロ本業界が、まだまだ元気だった頃に集った不器用だけど熱意溢れる若者たちと優しい大人たちのお話です。

なお、2001年から2002年にかけて、私が最初に就職した某アダルト誌出版社での思い出を関係者に迷惑をかけないように一部フィクションを交えて綴るお仕事系の読み物になります。

不定期ながら連載として書き貯め、最終的にはマガジンとして販売する予定です。公開から1

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