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勉強は朝派?夜派?
私は、約4年半程度勉強期間を設けて、簿記1級、中小企業診断士、社会保険労務士試験に合格をしましたが、その期間のなかで、引っ越し、結婚など、ライフスタイルを変化させなければいけないタイミングに応じて、平日の勉強時間を変えてきました。
今回は、時と場合に応じて勉強時間を変えつつ勉強を続けた体験談として、それぞれの勉強時間の時間帯について感想をご紹介します。
1.夜派(就業後すぐパターン)
職場環境によってはあまり参考にならないかもしれませんが、私は一時期、仕事終わりに職場の一室を借りて勉強をしていました。仕事終わりすぐともなると、どうしても仕事のことを忘れられず勉強中も、「あーあの業務はこうする必要があるなぁ」等、集中力が低下している実感があり脳の切り替えが難しいと思いました。
2.夜派(帰宅後すぐパターン)
こちらも、帰宅時間を挟んでるとはいえ、就業後すぐパターンと同じで集中力が低下している実感はありました。ただ、帰宅時間の間で、その日の勉強計画を整理したうえ、勉強すれば効率は上がると思います。
また、気持ちをリセットするという狙いで、帰宅後すぐにお風呂やシャワーを浴びていましたが、ある程度勉強の質を高める効果が期待できました。
3.夜派(寝る前パターン)
一般的に寝る前に勉強すると記憶力の定着に効果があるとされています。さらに、朝起きた時に、寝る前に覚えた記憶を思い出す勉強時間を確保できれば、より効果的な記憶力の定着を実感できました。
ただ、寝る前は、眠気との戦いも必要なので、簿記は解くスピードが落ちるとともに単純な計算ミスも増えることや、新しい論点を理解するのに時間が掛かるなど情報の吸収力低下を感じました。
4.朝派
脳の疲労がないので夜と比較しても明らかに難しい論点に対する理解や吸収力が違うと実感していました。
ただ、朝に勉強時間を確保するためには、早く起きる必要があることから睡眠時間を減らさなければいけないという葛藤が生じます。
そのため、朝起きてから如何に勉強開始時間を早くできるかも、睡眠時間を確保するためには必要ですが、脳をどうやって早く目覚めさせるかが課題になります。
私は、プランクという腹筋運動を起床後すぐに行って目を覚ますようにしています。一応プランクのポーズを分かりやすくするために画像を掲載しておきますが、このポーズを起床後5分以内に始め、2分×2セット等をするようにしています。意外と眠気が覚めて、かつ、腹筋も鍛えられてオススメです。(笑)
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5.まとめ
結論としては、情報の処理力が高くなることで多くの論点に目を通すことができる朝の方が勉強時間に対するパフォーマンスは高いと感じました。
特に私は独学で勉強をしていたので、テキストに書いてある内容や解説を自分で考え理解していく必要がありましたので、朝の方がしっくりきていました。
また、夜は、残業や飲み会などがあった場合、どうしても時間を確保しにくいことから、朝の方が安定して勉強時間を確保出来ますので、この点もメリットだと思います。
なお、まずは勉強を習慣化することが最優先になりますので、ご自身が最も勉強しやすい時間帯から始め、勉強習慣が定着してから質を高めるために時間帯の変更を検討してみるのも方法だと思います。
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