見出し画像

社労士改正論点(R7年度年金額改定率、支給停止調整額)

 令和7年1月24日に厚生労働省から、令和7年度の年金額等が公表されましたので資料を共有するとともに、関連するニュースのリンクを掲載します。
 なお、下記のニュースにもあるとおり、令和7年度については、物価変動率(※)が2.7%であるにも関わらず、令和7年度の年金額の改定率は、1.9%になることから、物価の上昇ほどには年金額が引き上がらず、年金が「実質目減り」ということになります。
※ニュースでは、名目手取り賃金変動率と記載されていますが、おそらく物価変動率の誤りだと思います。

https://www.mhlw.go.jp/content/12502000/001383981.pdf

↑厚生労働省の資料

1.年金額改定率

 令和7年度:+1.9% 
 
※参考 令和6年度:+2.7%
 <内訳>
 ・ 物価変動率 :2.7%
 ・ 名目手取り賃金変動率 :2.3%
 ・ マクロ経済スライドによるスライド調整率 :▲0.4%
 結論となる「物価>名目手取」。「改定率は+1.9%」という点は押さえておいた方が良いでしょう。
 

2.国民年金の保険料

 令和7年度:17,510円
 ※参考 令和6年度:16,980円 

3.支給停止調整額

 令和7年度:51万円
 ※参考 令和6年度:50万円

 

いいなと思ったら応援しよう!

球道即人道
よろしければ応援お願いします!