YouTube 5,000人になって営業マンにおきた変化とは
厚海寿幸(あつうみとしゆき)といいます。
アメ車専門店で車の販売や買取の営業も行っています。
またYouTube制作や運用代行サービスの営業も行っています。
詳しいプロフィールは下記ご覧いただけると幸いです。
1 YouTubeをはじめたキッカケ
前提としてここでいうチャンネルは会社のチャンネルです。
私個人のチャンネルではないのでお間違えないようにお願いします。
記事を書いている2022年2月現在で登録者5,090人です。
本当にいつもご覧になっていただいている方ありがとうございます。
岐阜県の多治見市でZILARD(ジラード)というアメ車SHOPがありました。
現在は移転&店名変更により2020年9月~はSWAG(スワッグ)という店名
で現在もアメ車SHOPを行っています。私はそこの従業員です。
YouTubeをはじめたキッカケは移転したことが絡んできます。
そもそも移転した理由は「お客様が自慢出来る店」にするためでした。
在庫が置ける台数も倍以上、敷地面積も倍以上、しかし家賃も倍以上という
完全な“投資”としての社長のチャレンジでした。
そんな中売上をあげるために集客の新しい導線としてYouTubeを行うことを決めました。とはいえ社長合わせて当時4名のメンバーでまともにPCやカメラを扱える人間は一人もいませんでした(笑) そんなところから始めたYouTubeでしたが具体的な道のりは別の機会に書くとして本記事ではYouTubeの登録者が5,000人になったことでの営業としての私におきた変化について書いていこうと思います。
我々の動画コンテンツの内容は動画初期は「アメ車屋で働く女性スタッフの1日ルーティン」からはじまり「アメ車の車両紹介」や「オーナーズインタビュー」といった内容になっております。
これからビジネスでYouTubeを使用されようとされている方は参考になるかもしれません。
2 YouTube登録者5,000人でおきた変化
2-1 メンタル強くなる
高校野球を経験し多少理不尽な上限関係に揉まれ・・・
あっ!ご指導に恵まれたこともあり(笑)
もともとメンタルは弱い方ではないですがカメラを向けられ話をするという経験はなかったのでやはり緊張はしました。
「全世界に向けて配信される。アンチきたらどうする?」
という今思えば自意識過剰な心配をしていたなと思いました。
よくよく考えればそうですがどこの誰かも知らない人間が突然動画をあげたところでほぼ認知もされません。しかもこの時はYouTubeマーケティングの勉強すらしていません。ノリで雰囲気で動画をとりはじめた若者たちでしたが数を重ねれば人間成長するもので、課題→対策→改善→検証・・・のループを繰り返すうちにカメラの向こうの人間に話すことに抵抗はゼロになりました。ここまで初めて1年3カ月の話です。
2-2 自信がつく
はじめたばかりの頃は周囲も「なんかやりだしたな感」があり特に声をかけられることもなく、どちらかというと不可解な感じだったかもしれません。
ただ5,000人となるまでの過程でありがたいことに
「しゃべり上手いね」
「YouTuberじゃん」
「わかりやすいよ」
「楽しみにしてみてますよー」
「よく見てます!」
「あー!ほんとにいるんですねー!」
→来店時 内心「そりゃいるだろ」と思っていた(笑)
こんな声をかけていただけることがかなりの数でいただるようになったので客観的に「そうなんだ!」と肯定的に捉える様にしました!
他の人には出来ないもしかしたらオリジナリティや武器なんじゃないかと思えるようになりました。
2-3 営業成果が上がった
営業マンとしては正直ココだよね!というところです。
そもそも売上アップするために始めたんですから売れなかったら意味がありありません。
YouTubeを始めるころにはなかった商圏のお客様からの問合せチャンスや、時にはある動画をみて直接こんな車がほしいとTELをして注文販売(事前に条件を指定して市場から希望車両を探してきてご提案する方法)が入るようになりました。
具体的な成果への形としては以下の変化があげられます。
①車両の買取時に競合との差別化になり成約率アップ
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
引っ越しなどでも多いですが車の世界も「一括査定」というやり方が多いです。お客様がインターネットを通じて一括査定サイトで査定依頼を行い、登録した各社がお客様にテレアポを入れて査定するというやり方です。
時にはお客様からすると一回で済ませたいので競合他社含めてまとめて業者をよんで現場オークションのような形で決める方もいらっしゃいます。
ただ実際のところは「金額」だけで決めないお客様もいらっしゃいます。
買取はやはり「金額」は当然大きな要素ですが、そもそもお客様が愛着をもってきたいわばペットのような存在と思う方も多くいらっしゃいます。
そんなとき、YouTubeはいつでもお客様が見れますししょっちゅうみなくてもたまにインターネットからアルバムをみるように懐かしむことも出来ます。それがうちの場合は他社との差別化となり成約率が上がったのは事実です。
②来店商談時の成約率アップと時間短縮
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
お客様が来店される際に既にYouTubeチャンネルをみてきて下さる方が増えました。すると「動画にでている方ですね!」とプチ芸能人のようなことを言われる機会が多々あります。
ただこれ営業マンとしては凄く楽で、お客様とすでにラポール(お客様との信頼関係)を築けている状態、もしくは築きやすい状態になっているという状態で商談がはじまるので、信頼関係構築の時間が短縮出来ますし、スタート地点がまったく違います。
心理学的にも単純接触効果といって人間は目にする機会や触れる機会が多いものを信頼しやすいということも有名ですよね。
私は定時で店舗から自宅に帰ったとしてもインターネット上の私の分身が24時間未来のクライアントに対して営業をかけ続けています。(笑)
③お客様満足度の向上
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
これは私の話ではないですがうちでいうとオーナーズインタビューといったコンテンツでお客様に何本か出演していただいたりしています。もちろんオーナーの同意を得た上です。出演したくない方もいらっしゃいますから。
出演してもらう際の依頼の仕方にもポイントがあるのですが、出演して下さったお客様は主に以下のような気持ちになってくれています。
・出演協力でチャンネルが伸びることで店を応援したい、貢献出来る
・テレビまでとは言わないが出演で承認欲求も満たされる
こうなってくるとお客様はファン(リピーター)になっていたけたり、紹介をいただるようになります。結果的にチャンスが広がりました。
と、今回はYouTube登録者5,000人時点での営業での変化について書きました。また今後も変化があれば追記していきます。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
【Instagram】
https://www.instagram.com/swag_atsuumi/
【Twitter】
https://twitter.com/atsu_sales
【Facebook】
https://www.facebook.com/toshiyuki.atsuumi
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー