脳内トークを変えて自分を癒す方法
脳内会話に気がつく
私たちは口から出ている言葉以上に脳内で会話をしています。
普段無口な人ほど、頭の中で言葉を発している傾向が強くあるでしょう。
私は普段おしゃべりな方ではありませんが、頭の中ではマシンガントークです(笑)
思ったことを発しているというよりは無意識に言葉で埋め尽くされている状態。
あなたも気がついたら脳内で爆裂におしゃべりしているなんてことに気がついたことはありませんか?
この気づきから自分を勇気づけたり、慰めたり、鼓舞したりすることに繋がるのです。
脳の勘違いしやすさを利用する
脳は声に出していることと脳内で思っていることの区別がつかないといいます。
つまり脳は全ての言葉に影響を受けているということです。
他に周りの声も自分のことのように思ってしまううっかりさんなので、周りの環境選びは自分のとってとんでもなく大切ということになります。
この脳の性質を知ることで自分自身を如何様にも変えられるようになりますので、普段の言葉に注意していきましょう。
まずは、普段から人の悪口を言ってしまっている人はその言葉は自分に言っているようなものだと知ってください。
よく、言葉はブーメランで放った言葉はどんな言葉でも自分に返ってくると言います。
これは自分の口からでた言葉は他人の耳に届くよりも先に自分の耳に届いてしまうためです。
脳は自分に言っていることや他人に言っていることかを区別ができないため自分を卑下する言葉のように捉えてしまいます。
知らないうちに脳にダメージを自ら与えていることになるのです。
自分が悪口のつもりじゃなくても噂話や結果的に人のことを卑下しているような内容や言葉を使っているとあなたの脳はストレスを抱えていつものパフォーマンスを発揮できない状態にあるのかもしれません。
脳はとてもデリケート。いつでも気持ちを聞いてあげて
脳が本当に思っていることに耳を傾けてあげることもとても大切です。
なんだかモヤモヤしているなあと感じたら脳に聞いてみることをお勧めします。
ただどうしたの?と聞いてあげるだけで大丈夫です。
脳はとても静かな声で答えてくれるでしょう。
自分の本当の声を聞くのも練習なので、初めは全く聞こえないこともあると思います。
しかし、それは、今まで耳を傾けていなかったから脳の声を知らないのです。
どうしたの?今何が欲しいの?
と聞く癖をつけて自分が本当に求めていることを聞いていくと脳はやっと聞いてくれたと心を開いてくれるようになります。
心を開いた脳がもたらしてくれるもの
人は無意識に何かしらの我慢をしているものです。
特に日本人は子供の頃から我慢しなさいと親から言われる文化のもとに育っているので、大人になるにつれて自分が我慢していることにも気が付かなくなります。
脳との会話はこの子供の頃にはできていた自分の素直な気持ちを感じ伝えられるようになるので続けていきましょう。
ご飯どきになり。
「何が食べたいかなあと考えても何も思いつかない。むしろお腹がもたれているような感覚に陥り何も食べたくないと思ってしまう。
そんな時に今何が食べたい?と脳に聞くのです。
もしかしたら意外な言葉を聞くことになるかもしれません。
お腹がもたれているのは、昨日食べたものがまだお腹の中に残っているから。
まずはぬるま湯を飲んでゆっくり休んで。
または出費のことが気になって本当に食べたいものが食べられない自分の我慢していることを伝えてくるかもしれません。
今日1日はよくがんばりました。
いつもより1000円だけ高くて美味しいものを食べようよ!明日も頑張れるようになるよ!
脳はあなたの味方です。
あなたが幸せになるようにいつでみ働きかけてくれます。
子供の頃から脳が本当に思っていることを否定し続けた人は脳の声が聞きづらくなっています。
今まで聴いてくれなかったのに今更何!?と少し意固地になっている状態です。
かわいいですね。
しかしあなたが毎日問いかけ続けていくと、少しずつ振り向いてくれるようになります。
そんなにいうんだったら本当に求めているものを教えてあげようか。
となるのです。
脳との会話で変わる自分を発見
自分が何を考えているかわからない状態で過ごしている僕たちは他人のことばかりを考えています。
しかし、自分の気持ちがわからないと他人の気持ちはほぼ分かりません。
脳はいつでもあなたのことを考えて優しい声で話しかけています。
朝起きた時、何かを決断した時、歩いている何気ない時、寝る前、など、話しかけてあげてください。
とても繊細で小さい声だとびっくりするでしょう。
スピリチュアル的な内容に思えるかもしれませんが、目に見えないものを信じられる僕たちに変化をもたらせてくれるはずです。