今できる必要はない!これから学べばいい
僕はアクロバットパフォーマー
12歳からアクロバットの世界に入った。
もちろん最初からバク転はできなかった。
今年でアクロバット歴25年。
ずっとアクロバットと向き合ってきたからこそ、今海外でアクロバットパフォーマーとして活動することができる。
もし学校の部活で体操部に入部するときに、「バク転が既にできる人が入部できる条件」となっていたら僕はアクロバットはしなかっただろう。
いやそもそもできなかった
ただのジャッキーチェンに憧れてた坊やだったから。
バク転ができるようになるために入部するのが部活。
今回のお話は、「これから何かを始めたい」と言う人に向けてのお話です。
結論から言うと
今あなたは何もできる必要は無い。
だってこれから学ぶんだから。
今僕は私は何もできないから無理。
そんなことを言っていませんか?
だからこそやるんですよ。
1番初めからできる人なんていうのは存在しない。
そんなことは誰もがわかっていることなのに、
初めから何かを持っていなきゃいけないと勘違いしてしまうんですよね。
その勘違いが自ら行動力を失わせてしまうのかもしれない。
それに
何も知らない方が何でも吸収できる。
生半可に知っている状態で、自分がやりたいことを始めると、現実とのギャップにやられる。
そんなはずじゃなかった!
など、自分の中の世界が正しいと思いがちになる。
だから何かを始めたいときあまり調べないほうがいいかもしれない。
とにかくその世界に飛び込んでみる。
学びは、資料からではなく、現場から。
たまにこんな質問を受ける。
バク転の専門家として、25年間自分の身体と向き合ってきた。
スランプに陥ったこともあるし、ずっと理想の形を追い求めてきた。
だから、もちろんやり方を教えられる。
しかし、25年間追い求めていたものを一言にするのはかなり難しい。
だから言える事は、たった1つ
補助してあげるからやってみよう。
もちろん基本となる形は教える。
しかし、恐怖心と戦うのは本人以外の誰でもない。
とにかくそばいるからやってみよう。
そしてこんな質問も来る
僕は今オーストラリアで仕事をしているので、海外に憧れているダンサーや役者、エンターテイナーから質問を受けることがある。
僕は何回か、海外での仕事を経験しているから、ありがたいことにこういう質問をいただくんだと思う。
これは日本で仕事を勝ち取る時とほぼ同じ。
僕からの言葉はたった1つ
コンタクトを取ること
コンタクトを取るとは、自分の意思を見せるということ。
自分がやりたい会社に、「自分はここでやりたいんです」と素直に伝えること。
みんなこの伝える方法を知らない
と言うよりはしようとしていない。
気持ちはあるのだけど、恐怖心の方が勝ってしまい調べ方がわからないと錯覚してしまう。
しかし、この現代
調べてわからない事はほとんどない。
会社のホームページに飛んでお問い合わせのホームからメールすればいい。
いいか聞け!!俺はここでやりたいんだ!!!
言葉は乱暴だが、そんな単純なことでいいの?と思うかもしれない。
そう!そんな単純なことでいい。
雇う側の気持ちになったらわかる。
スキルは大切。しかしそれ以上に熱意が大切。
日本の企業で働く際にも面接があると思う。
その面接では、「この会社を志望した動機は?」なんていうのを話す機会があることが多い。
海外でも同じ
海外の場合は、履歴書とともに自分のスキルや人間性を通して「御社にどのような利益をもたらすのか」ということを先に伝える必要がある。
でも正直どのような利益を生み出すのか、そんな事は初めからわからない。
これは、会社側も分かりきってること。
新しく入る人が初めからバリバリのスキルを持っているとは思っていない。
だからここは熱意でしかないんだ。
自分がいるだけで売り上げが上がる!!
自分がいるだけで、会社のメンバーの士気が上がる!!
と言うのは、今までこういう風な実績があり経験から言えること。
ここでもやはり実績がなければダメだということではない。
やはり熱意なのだ。
自分は今までにこの資格を得るために、何十時間も勉強した!
何十時間も勉強できるだけの集中力を持っています!
ある会社で仕事をしているときに、自分の営業で契約延長の話をもらえた。
そういった自分のエピソードを話すのも可能性としてはかなりアリ。
少し種明かしをしたが、やはり大切なのは熱意なのだ。
新しい国で、新しい会社で、新しい仲間と一緒に仕事をするのは、やはり簡単なものではないんです。
国が違えば文化や言葉が違う。
習慣や考え方が違うと、自分との価値観のズレで悩むことも当然ある。
仕事以外のことで悩むことも増える。
しかし、それは当然。
スタートをきっていないのに悩む必要はない。
ただそこから学べばいいだけ。
初めからあなたは全てわかっていなくていい。
わからないこそ楽しいと言う感覚を持ってていい。
とにかくやってみろ。
失敗してもいいから。
その失敗は誰にも得ることのない財産になる。
そこから立ち上がることができたら、その財産は伝説になる。
とにかくやってみろ
しかし、とにかくやる人が圧倒的に少ない。
今足を踏み入れる時点で、周りの人から抜きん出ることになるから。
話はそこからだ。
今できる必要はない。
そこから学べばいい。
とにかくやってみろ
この記事が参加している募集
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?