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怒りで誤魔化してる。

「怒りは二次感情」

という言葉を知ってから、怒っている人を見ても嫌悪感を抱くことが少なくなった。
そして私自身も、怒ってる時に「本当の感情は何?」と聞けるようになってきた。
あくまで「以前の私に比べたら」だけど…。

怒りはダミー。
本当はその奥に一次感情が潜んでいる。

怒りよりも先に感じたことがあるはずなんだよね。
でも、それを感じるのが怖くて、怒りで誤魔化しちゃったんだよね。

特に「悲しい」「怖い」「心配」「嫌だった」…という感情は、怒りで誤魔化しちゃうことが多い気がしている。
最初の感情を感じると、しんどいから。苦しいから。見たくないから。
だから怒りで誤魔化しちゃう。
悲しみを感じるよりも、何かに怒っていたほうがずっと楽だもの。

そして、私たちは物心ついたときから「人前で泣く」ということが恥ずかしいことだと教えられてきた。
だから、本当は「悲しい」と思って泣きたくても、泣けなかった。
「そんなことで泣いたらいけません」とか言われてきた。
でも、「そんなこと」で泣くあなたが本来のあなたなのよ。

怒りで誤魔化しちゃうと、自分の本当の気持ちが見えにくくなってくる。
だから、誤魔化さない。
すっとばした一次感情を、きちんと見てあげる。

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