いざヨーロッパ再び!⑩サントボームの山道でまんまとすべったよ
ナン・レ・パンより、タクシーに乗り、無事にホステルに到着!
アクシデントで到着は思ったより遅くなったけど、まだ暗くなるまで時間があるから、早速荷物を置いて洞窟に行ってみよう!
本当に山奥なので、Wi-Fiも格安のキャリアだと届かないかもしれないから、今回はOrangeという多分フランスでも比較的メジャーな電話会社のESIMを買ったのだけど、さすがにグーグルマップも途中途切れる。止まってたかと思うと、急にぐーっと進んだり。
10分くらい歩いて、私が勝手に思い込んでいた、ホステルの裏からの道と、グーグルマップが示している道は違うことが判明。
しまった!でももう戻りたくない!
もういいや、今日はそのまま行こうと思い、マグダラのマリア様の洞窟へ向かう。
後、もう一息でマグダラのマリア様の洞窟の教会に着くという最後の最後のところで、修道士の人と話している3人の女の子のグループが。
「今、洞窟に行ってきたの!」とキャッキャうれしそうに写真を見せながら、修道士さんに英語で話してる!
「え、私そこに行きたいんです!情報があまりなくて…場所教えて下さい!」というと「45分くらいかかるけど、行く価値はあるわよ!緑の印があるからそれに沿って行ってね、でもその靴じゃちょっと…」と足元のビーサンをちらっと見られる。
でも気にせずに「ありがとう!今から行ってみます!」
ほんの5分くらいすれ違うのが遅かったらそんな話小耳に挟まなかった。しかも英語だし。だってフランス語だったら、私、会話がわからないので素通りしたはず。きっと彼女たちもきっと天使さんだったんだ。
急遽、行先変更、卵の洞窟に向かうことに。
あ、これが緑の印ね、とペンキで岩肌にぴっとつけられた印を頼りに行くけど、なかなかの本気の山道になってきた。
結構ここで転げ落ちたら死ぬかもレベル。
昔、セドナのベルロックの上に上に登らずにはいられない自分がいて、頭のどこかで、これ落ちたら死ぬかもレベルだと思ったのをふと思い出す。
道を急ぐけど、気をつけなきゃと自分に言い聞かせながら歩く。
小さな洞窟の入口みたいなのはあるんだけど、ここじゃないよね…。
そして途中でなんと緑の印がわからなくなってしまう。
まじでどうしよう…。
と、あたりをきょろきょろ見渡しながら、ついよそ見をして山道を降りていたら、足のつま先からずるっとすべって、右足の中指~小指あたりをぐりっとくじいてしまう。あうっ、いたいよ~!
でもなんとか山をおりなきゃと、山を下ることに専念し道らしき道を立ち止まらずに必死で降りていくと、やっとハイキング道にたどり着きよかった!ここを行けばきっと帰れる!
とはいえ今日はちょっと雨も降ったりしていたので、またまた石の道でずるっと滑ってしまい、今度は私の相棒のOOFOS(ウーフォス)というビーサンの鼻緒が切れて吹っ飛ぶ!
絶大な信頼してたサンダルの鼻緒が切れるなんて何てこと!
しかも鼻緒が切れちゃったからちゃんと歩けないよ。
でも石や岩がごろごろしている山道、とてもじゃないけど裸足では歩けない!ああ~ん、助けて!
つづく
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