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定年再雇用と副業:経験を活かすために必要なものとは?



現在、私の勤める会社では「定年ラッシュ」が進行中です。定年は60歳、そして65歳まで再雇用制度があります。再雇用に関する諸条件は規程に明記されてますし、説明も何度か行っているけれど、実際に自分がその立場になるまでは、再雇用の条件や将来の働き方について深く考えない方も多いのが現実。実際にその状況に直面しない限り、なかなか真剣には考えられないものなのですね。

さて、今定年を迎える方々は、長年培った経験や実績があり、ある程度の肩書を持っている方々。「再雇用だけでなく、副業もしてみたい」と希望される方も少なくありません。しかし、実際には副業先が見つからない、その結果「フルタイムに戻したい」、「フルタイム勤務の転職を考えている」といった相談があります。

では、どうすれば自分の経験を副業に活かすことができるのでしょうか?私の経験から言うと、必要不可欠なのは「人脈」です。会社で活躍できるには理由があります。でも、自分の力と勘違いしている人はまぁまぁな割合でいるなと感じます。自分に看板がなく、無名の状態でお仕事を始めるには「人脈」が肝。

1. 人脈が開く新たな機会

副業を成功させるためには、自分のスキルや経験を活かせる「場」を見つけることが重要です。その「場」を提供してくれるのは、往々にして過去の同僚だったり、これまでに築いた人脈です。長年の経験で築いた信頼関係が、次のチャンスを生み出すことが多いのです。

また、意外に思われるかもしれませんが、人脈を通じて出会う人々が、新たなビジネスのヒントや副業のアイデアを提供してくれることもあります。自分が今まで培ってきた知識やスキルが、思いがけないところで必要とされていることに気づきます。

2. 人脈をどう築くか?

では、どうやって人脈を築いていくのか? 私の場合は、自分の普段やっていることでお友達のスタートアップをお手伝いしたり、創業ステーションに登録してそこに出入りしたり、コミュニティに参加したり、区の経営セミナーに参加したり、、、社外の繋がりを増やしています。その時、その場ではビジネスに繋がることはなくても、「そう言えば、あの人」と思い出してもらうことでお仕事をすることが多いです。

いつか副業を視野に入れるならば、今から新たなネットワークを広げることも重要です。

3. 人脈の維持と活用

人脈は築くことも大事ですが、それ以上に「維持すること」が難しい部分です。年齢を重ねるにつれて忙しさが増す中で、定期的に連絡を取ることや、直接会う機会を作ることは疎かになりがちです。しかし、日々の小さな心遣いや感謝の気持ちを伝えることが、長期的な人脈に繋がります。


最近読んだ本、澤円さんのメタ思考。副業についてのラジオ配信などもしていてとっても興味深い方です。副業は、自分の人生「俯瞰してみる」そんなところからでしょうか。


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