飛んでったニンニク(理科系夫サッと炒める)
生協で来ていた空芯菜(くうしんさい)
野菜室の下の方で忘れられていて、理科系夫に発掘されました。
主夫になった理科系夫。
何かを作らなければいけない使命感に駆られて、レシピをググります。
その結果、出てきたのが空芯菜の炒め物。
まあ、青い葉っぱを炒めるとおいしいですものね。ニンニクと生姜を香りが出るまで油で炒めて、青菜を投入するのです。
レシピの中に、こんな文章が…。
「ニンニクをたたく」
理科系夫、なぜニンニクをたたくのか、よくわからなかったのです。
味がよく出るのだろうと予想して。
ところが、我が家にあったニンニクは、古くなってしなびていて。
レシピに忠実に従いたい理科系夫。
古いニンニクの上に、包丁をのせて、
バン!
とたたいたが。
硬くなりかけていたニンニクは、つぶれずに勢い良く飛んでいきました。
桶の水の中に落ちてしまったのです。
理科系夫、固まる。
気を取り直す。
水気を拭いたニンニクを
注意深くつぶしたのでした。
ーーー
しかし、次なる問題が待っていたのです。
理科系夫のファン(いるのか?)の皆様はもうお分かりでしょう。
さっと炒める
「さっと炒めるっていったい何分間炒めるんだ」
なんだか前にも聞いたような質問が出てきました。
理科系夫、ググると…。。
ーーー
会社から帰ってきたあつこは、ニンニクの話を聞かされました。
「飛んでったバナナ」のフレーズが、頭を駆け巡ります。
ニンニクつるんと 飛んでった♪
ニンニクどーこへいったかな?
ニンニンにくにく、にーんにく♪
ーーー
あつこ「それでさっと炒める、をググったらどうなったの?」
理科系夫、もじもじ。
言いたくないらしい。
あつこ「なぁに?どうしたの」
理科系夫「…あっこのnoteが出てきた」
おおー。
ですよね。
でも、2番目に出てくるなんてノートってすごい。
ちなみに1番上に出てきたのは、料理家の小林カツヨさんのホームページです。
理科系夫「この認識でいく。
これでいいの?と感じる短い時間だ」
あつこ(笑いをこらえる)
理科系夫「何を笑ってるんだ」
あつこ「いや、あのね、
この炒め物、とってもおいしいよ」
理科系夫「そ、そうか」
あつこの頭の中には、飛んでったバナナの歌がリフレインするのでした。
♪もぐもぐもぐもぐ
たべちゃった
たーべちゃった
たべちゃった♪
オットは、ほめ倒すに限りますわよ。奥様!
(ほんとにおいしかったので、嘘はついておりません)
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