ATSUKO

シュタイナー教育に大学で出会い、実際に関わり始めて10年ほど。 日々学び、日々進化中。千葉県出身。

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シュタイナー教育に大学で出会い、実際に関わり始めて10年ほど。 日々学び、日々進化中。千葉県出身。

最近の記事

すばらしき編みもの

ちょっと編み物とは別の話から、、 かつて大学の先輩たちが、群馬県桐生市で「桐生再演」という、町を舞台にした美術展を行なっていました。桐生市は織物の町として栄え、ギザギザの鋸屋根の織物工場がたくさんありました。しかし海外の安い織物が入ってくるようになり、次第に稼働をやめ、そのまま時が止まったようになった鋸屋根工場が増えていったのですが、工場の建物はそれぞれ趣があり、美術家たちにとってはそこで作品を制作し、発表するのに魅力のある空間だったのです。私もその「桐生再演」に参加していま

    • 気がつけば虫好き その2

      (その1からの続き) そんなわけで、私は青菜にいもむしがついていても驚かなくなって、子どもたちもそれが当たり前と思うようになりました。 特に春のキャベツについてくるモンシロチョウの卵や幼虫はもはや楽しみ。当時は東京都中野区に住んでいたので子どもたちは見る機会があまりなかったのです。モンシロチョウの卵や幼虫はキャベツだけではなくアブラナ科の色々な野菜の葉についてきます。その年も合計何匹来たかな?結構たくさんついてきました。もちろんみんな保護しました(笑)しかし、天敵のいない我

      • 気がつけば虫好き その1

        小さな頃から特に虫が好きだなんて思ったことはないのです。 今、客観的にみて自分はどうやら虫が好きなようだけど、、 確かに虫の世界は不思議。算数にもつながっていくのです。そんな虫の話。 子どもの頃、二人の弟たちはそれなりに虫採りをしていて、バッタやカマキリやカミキリムシ、カブトやクワガタ、セミ、トンボなんかをとっていたけど、別に私はそんなに興味があるわけではなかったと思います。 それでもバッタやトンボを触ることはできたし、セミを虫かごいっぱいにとったりもしたし、夜にクヌギの

        • こわいということ

          今住んでいるところには近くに湖があり、季節によっては毎朝のように湖から霧が立ち上ってきます。その霧が向こうに見える山を隠し、だんだんわが家の方に流れてきて、みるみるうちに家も庭も霧の中。 霧はドキドキします。見えるはずのものが見えない、見えないというより、隠された感じ。霧の中に何かひそんでいるように感じる。 そんな霧の日に思い出すのが「霧の中のはりねずみ」という絵本。はりねずみがともだちのこぐまくんの家へ遊びに行く途中、霧の中で、少し怖い不思議な思いをする話です。薄暗い森

          まさかの算数(後編)

          まさかの算数(前編) 九九の登場でますますあゆみが鈍くなる娘の算数。あせる私。 救いなのは、娘自身は全くあせる様子がないこと。学校で周りのお友だちがみんな九九の表を全部クリアしても、自分は自分。全く気にしていませんでした。それを見て、すごいなあと感心。私だったら絶対あせる。できないのはいけないって思ってしまう、と。 そこで、ハッとしました。そうだ!できないのはいけない、みんなと同じ速さで覚えなければいけないっていうのは、私自身の思い込みではないか。娘は頑張っている。みんな

          まさかの算数(後編)

          まさかの算数(前編)

          ATSUKOです。 図工と算数 アトリエてぃてぃを主宰しています。 図工と算数、この組み合わせいかがですか? 図工は、そう、専門分野です。でも算数は? 実は私は小学校の頃に算数が大嫌いになって、それ以来、ずっと算数と数学を避けて生きてきました。なのに、避けてきたものってまた向き合うときが来るものなのでしょうか? 娘はシュタイナー園に通っていたこともあり、小学校入学前まで文字や計算を教えてきませんでした。入学して、文字はすぐにおぼえて全く問題はなかったのですが、算数はと

          まさかの算数(前編)

          自己紹介

          初めましてATSUKO:はせがわあつこです。 東京都心から里山に引っ越して1年と少し。夫と娘二人と暮らしています。 シュタイナーアプローチの学びの講師をしています。 元々は美術が専門で、その後はしばらくアーティスト活動をしていました。映像を使ったインスタレーション作品、そのイメージのドローイングや絵画を制作し、発表していました。 アーティスト活動の傍ら、中学、高校美術教員、小学校図工教諭を経て、 教えることは表現活動だなあと思うようになりました。 娘が生まれ、もっと教

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