見出し画像

クローン病の人へ。わたしは何故クローン病になったんだろうと思ったことはありませんか?

こんにちは。

いつも読んでいただきありがとうございます。

この記事を目にとめてくださった方は、ご自身がクローン病か、家族がクローン病か彼氏や彼女、友人がクローン病なのではないでしょうか?

今まさに辛い思いをしていて、悩み苦しみ、どうしたらいいのか模索しているのではないでしょうか?

クローン病の人は、普段どんな生活をしているのか気になりませんか?

活動期の時は、お腹が痛いし、下痢も頻繁だし、しょっちゅう熱を出すし、倦怠感はすごいし、すぐ疲れてしまいます。

症状は人それぞれだとは思いますが、この辺は皆んな感じている事なのではないかなと思います。

わたしは16歳の時に発症して、今は48歳なのでクローン病とはもう32年の付き合いです。

正直、今も上手に付き合えているとは思えません。

こんな風に書いてしまうと、クローン病になったばかりの人にしたら夢も希望もないやん。と言われてしまいそうですが、そんな事は全くありません。

クローン病だって、学校にも行けるし、仕事もバリバリ出来るし、妊娠出産ももちろんできるし(わたしはしていませんが)、好きな事だって出来る。

美味しいものも食べられます。

全く健常者と同じように生活する事だって可能です。

ただクローン病の人は、真面目で頑張り屋さんの人がほとんどなので、皆んな無理をしてしまうのですね。

上手く付き合えてないと思うと言ったのは、そういう意味です。

クローン病の人は手を抜くとか、適当にやるという事が分からない。

無理をしてまで、徹底的に頑張ってしまうのです。

だから、すぐに再発してしまうんだと思います。

わたしはスピリチュアルや真理のことを信じています。

見えない力や世界もあると思っています。

人はこの世に生まれる時に前世で自らこの病気になると決めて生まれてくるそうです。

この病気になって、学ぶことがある。

学びを終えたら、病気から卒業するのだそうです。

この事を知った時に、今世でこの病気になって、わたしは何を学びたいのだろう?とずっと考えていました。

スピリチュアルや真理を学ぶうちに、腸の病気になる人は「普段から何かを我慢している」と知りました。

辛くても心の中に秘めて、我慢してしまう。

その辛いと思った黒いモヤモヤがお腹の中に溜まって発症する。

なるほどなぁ。と思いました。

クローン病は自己免疫疾患です。

自分の組織を自分で傷つけてしまう病気です。

きっと辛い気持ちを我慢して、自分の身体を傷つけていたのではないでしょうか?

クローン病の人はとても繊細です。

一晩寝れば忘れるようなタイプではありません。

誰かに愚痴ったらスッキリするようなタイプではありません。

気にしないなんて器用な事は出来ません。

でも、何とかしなければ辛い想いをするばかりです。

わたしはスピリチュアルや真理の事を知るうちに、こんなに無理をして辛い思いをして頑張らなくて良かったんだと気付きました。

病気で苦しいのに、他の人と同じように健康なフリをして働いたり、我慢が足りない、甘えてるんだと自分に言い聞かせていました。

充分頑張っている自分を認めてあげなかったのです。

もう厳しくする事はやめて自分に優しく、グウタラすることを許し、のんびり生きる事に決めました。

わたしが今世でクローン病になって学ぼうとした事は

「我慢をしない、適当に生きてもいい、自ら苦しまない、のんびり生きてもいい、人に頼ってもいい」

ということだと思ったのです。

「なんで、こんな病気になってしまったんだ!!」

「なんで私が難病にならなくてはならないの?」

クローン病と診断されたとき、こう思いませんでしたか?

しかし人間は辛い事を、身をもって経験しなければ、辛いという気持ちを味わうことが出来ないし、辛さが分からないのです。

経験してみなければ、「もうこんな想いはこりごり。」と思うこともないのです。

辛いという経験を充分味わったのなら、もう自ら辛い思いをする必要なんてないのです。

自分の病気クローン病を受け入れて、
できない時は無理しない、
辛い時は誰かにお願いする、
どうしようもない時は苦しいと思っている事を放棄する。

そういうふうに変えていけばいいのです。

そうすると、心が穏やかになって、ホッとします。

ホッとするという事はいつも、頑張らなきゃ、頑張らなきゃと思って生きてきた証拠です。

我慢せず、のんびり生きていれば病気が治るというわけではないのですが、確実に再発する頻度は減ります。

クローン病の事を考えながら、生活しなくてもよくなります。

そうすれば、だんだん寛解状態の期間が長くなって
「あれ?治ったかも⁇」
なんていう日がやって来ます。

クローン病の人に限ったことではありませんが、身体の調子がいい状態を保つには、日頃から

美味しいものを適度に食べ
しっかり睡眠をとり
身体を温めて
軽く身体を動かす

基本的な事が一番大切だと思います。

読むと簡単じゃん。

と思いますが、これが以外と難しい。

ついつい食べ過ぎたり、ネットを見過ぎて夜更かししたり、お風呂に浸からなかったり、家でジーッとしてしまう。

わたしも2年ほど、つい無理をし過ぎて、また調子が悪くなってしまいました。

でも、必ず良くなる、良くなって好きな事をして、色々な夢を叶えたいと思っています。

目的や希望を持って生きる事も、病気を治そうという気力の糧になりますよね。

クローン病の方へ。

どうか無理をせず、自分の体の声を聞いて、養生して下さい。

「このくらいは大丈夫」

が一番危険です。

いいなと思ったら応援しよう!