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【お料理教室体験記】私立小ママが集うお料理教室に通ったら、毎日の食事作りが相変わらず面倒だけどちょっとだけ楽しくなった話

「私立小に子供を通わすお料理苦手ママがこっそり通うマンツーマンのお料理教室がある」

都内某私立女子校に姉妹を通わせる友人からこんな噂を耳にした。


なんでも、表参道近郊で飲食店を経営するご婦人が開催している小さな教室で、私立小学校のママ達の間でほんのり噂になったことで生徒が集まり、今では曜日によっては順番待ちになっているというのだ。


ハイソでエレガントな料理教室は多々あれど何故ピンポイントで私立小ママの間で話題になったのか。


・先生が財閥令嬢なのか(←韓ドラの見過ぎ)
・はたまた三代に渡り御三家出身とかなのか
・受験にプラスとなる人脈やコネが得られるのか
・先生がどこかの私立小校長先生の仮の姿なのか
・通うだけでも紺服がマストなのか


なんて、やんごとなき妄想が止まらなくなった厚子は友人からその先生の娘さんを紹介してもらい(図々しいNE★)数少ない空き枠になんとか滑り込むことに成功した。



初公開!厚子の底辺お料理レベルと、このお料理教室が向いている人向かない人


まず、2024年3月1日時点での厚子のお料理レベルは

・料理をきちんと習ったことがない
・レシピを見ればなんとか作れる
・でもレシピを見ないと作れない
・実家から受け継いだ定番メニューとか一切ない
・実家の母ヨシコ(仮名)も料理が得意ではない
・友達や義理の家族に手料理を披露するくらいならそっと縁を切りたい
・そのくせちょっと高級な調味料だけは揃っている
・ぼっちゃんに「今日はデニーズに行きたい」とおねだりされると、内心しめしめと思ってしまう
・ぼっちゃんはママの手料理と外食なら確実に外食が好き←

厚翁自伝 上巻P.57より引用


である、我ながら書いている間に現実が辛くなってPCの画面を閉じたくなるへっぽこぶりた。

料理という名の苦行を金で解決している典型的な都内の中流兼業主婦である。

そして、今回ご紹介するお料理教室は

・料理が苦手な自覚がある
・でも今更習いに行くのも恥ずかしい
・毎回の食事準備がぶっちゃけ面倒くさい
・なんならちょっとやりたくない
・厚子のお料理レベルに既視感しかない

な人にはとてつもなく向いているが

・お料理が好き、得意
・義家族や友人に手料理をふるまえる
・テリーヌやらフムスやらも日常的に食卓に並べる
・定期的にホームパーティをしている
・テーブルコーディネートも興味がある
・調理方法や調味料にこだわりがある


といった、お料理上手であったり、調理や準備が楽しくて仕方ないっていうハイレベルな天上人にとっては、きっと少し物足りなく感じられるであろうことも書き添えたい。ではどうぞ。


厚子とKママ、世代を超えた運命の出会いは表参道の端っこで突然に


「何も持ってこなくていいよ、手ぶらできてね!!」

娘さんを経由して料理教室に申し込んだ後、先生自らお電話をいただき伝えられ指定された場所に向かうと、そこは北参道駅近郊にあるかわいらしいカフェであった。

ガラス張りだけどシャッターおろしてくれるから安心だよ!


席数5~6席の店内と、隣にはテイクアウト専門の紅茶スタンドが併設されている。

夏はかき氷屋さんとして大盛況らしい

こちらのお店を切り盛りするのが、今回ご紹介いただいたお料理教室の先生ことKママだ。


先生の娘さんやそのお友達方が日常的に「ママ!ママ!」と呼ぶので、いつの間にかママがそのまま愛称になってしまったらしく、私も2回目くらいからは常に「Kママ」と呼ばせていただいている。

とにかく気さくで天然で飾り気のない魅力にあふれるお人柄のKママであるが、厚子が事前に妄想していたやんごとなき空気は一切感じられない。

(道明寺のお母さんみたいなの出てきたらすぐ帰るって決めてたから普通のおばちゃん先生で良かった…)と安ど安堵のため息をついていたことを知られてはならない。

登龍背負っちゃっている道明寺楓さん

小学生のお弁当時間を、1日で1番ハッピーにしたい


Kママのお料理教室はマンツーマンスタイルで、まずは全6回の基礎コースを1回約2時間で学ぶ。

その後は回数チケットを購入し自身の興味やお悩みに合わせて教えてもらうスタイルだ。

そもそもマンツーマンなので、お料理教室に通っていることを他の誰にも悟られることはないし、個別の悩みや苦手なこと、ちょっとした相談にも親切丁寧にのってもらえる。


基礎コースも、学ぶ内容はある程度決まってはいるが、参加者に合わせて様子を見ながらアレンジをしてくれていたことをのちに知った。

また、Kママ自身が忙しい娘さん夫婦に代わって毎日のお孫さんのお弁当作りや夕食作りを担うこともあるので、とにかく現代の未就学児~小学生の食事事情に詳しく経験豊富なのがありがたかった。


「お弁当に苦手なものは入れなくていいのよ。小さい体で大きいなランドセルしょって頑張って小学校に通っているのに、お昼の時間にお弁当開けて嫌いなものが入っていたら大人だってげんなりするでしょ?お弁当は”1日で一番楽しい!”って思えるように、好きなものを詰め込んであげればOK!

なんて会話が飛び出すので、常日頃からお弁当のおかずに頭を悩ます厚子は天啓を得た気になった。

このように、Kママは令和のお弁当最前線をひた走っているので、年配の女性に苦手意識がある方も問題ない。なんなら気さくなママ友とおしゃべりしクッキングしている気分にさえなる。

*厚子がぼっちゃんの弁当メニューを相談しまくったせいか、Kママはある時からお孫さんのお弁当のおかずを多めに作っては持ってきてくれるようになった。「これは食べれそう?うちの孫は好きなんだけどぼっちゃんのお口に合うかな…」なんて言いならがお孫さんのお弁当のおかずを味見させてくれるKママ、グッジョブが過ぎる。


2時間みっちり出汁取り講座、鰹節から削るんか!?いやコンビニだ!



厚子がこのお料理教室にはまったきっかけとなったのが初回授業の内容だ。

第1回目のレッスンでは、2時間をみっちり使って出汁を学ぶ。

「出汁で2時間も…?まさかかつお節削るところからやるんか!!」

日常的に白目をむいているのが小学生のお母さんです

とひよった心の友よ、厚子も最初全く同じこと思ってちょっと行きたくなくなってたよ。でも安心してほしい。

この2時間で学ぶのは、調味料の足し算である。

まずは出汁だけの味を口にした後、酒をほんの少し足したものを味見する。その次は、お砂糖を足して味見、最後にしょうゆを足して味見。

と、このように定番の調味料を1つづつ足しながら

「出汁に〇〇を足すとこんな味になる」

という味の確認を「和、洋、中華」ベースの全てでひたすら繰り返すのである。

例えば肉じゃがを作るときに、料理の「さしすせそ」を参考に「酒→砂糖→醤油」の順で調味料を加えていくことは、お料理苦手民でもご存じであろうし実践している方も多いだろう。

しかし、そのひとつひとつを足す度に味見をしたことがある人は少ないのではないか。

できたて→30分後→帰宅後に3度味見をして違いを楽しむ肉じゃが

シンプルな出汁の味が、ほんの少しの調味料を加えることで驚く程に味が変化していく経験に度肝を抜かれた。


お料理苦手の民も小学校1年生も、まずは足し算を学べし


「ネットやSNSに美味しいレシピはたくさん溢れているけれど、全部複雑で難しいのよね。お料理が得意な人はそのレシピを見ただけでどんな味になるか浮かぶと思うけど、苦手な人はそれができないしできなくて当たり前なのよ。

だから、レシピに書いてある通りに調味料をいれて、仕上がった料理の味を見て(なんだか自分の口に合わないな…好みじゃないな)と思ったらそのレシピを二度と作らなくなる。自分の好きな味にアレンジするって難しいからね。

お料理が苦手な人が、凝ったレシピから自分好みの味になる様に引き算するのは難しい。
だから、私は最低限のシンプルな構成だけをお伝えして、自分の好みに合わせて足し算してほしい。何度か繰り返すうちに好きな味に近づくようにアレンジしていく楽しみを知ってほしいと思っているの。」

Kママ、私のお料理風景見てたんか!?って疑う程的確な指摘に恐れおののいた。私の料理、Kママに言われた通り過ぎて笑える。

長年のサラリーマン生活を経て検索能力だけは異様に高くなった私、人気が高く口コミの多いレシピを見つけることは得意だが「この味が果たして正解なのか」は分からぬままに作っていた。

そして、調味料が何かひとつでも不足すれば正しい味にならないのではと、書いてある通りにきっかりの分量を入れるので、そのレシピは作れるようになっても、それをアレンジしたり素材を変えて横展することはできなかったのだ。


Kママの「こだわらないことが究極のこだわり」理論


そして、ここでまた驚かされたのか「Kママのこだわり」だ。

多くの料理研究家や料理教室講師と同様にKママにも料理に関する熱いこだわりがある。しかしそのこだわりは

「出汁は毎朝1番にとってその日のうちに使い切る」
「●●産のいりこしか使わない」
「みりんは三河醤油一択」

といった、25ansで耳にするようなハイソ(でめんどくせぇ)こだわりではなく

・出汁はコンビニでも売っているような市販の粉末だし
・洋と中華はこれまたスーパーで手に入るコンソメキューブ

左奥に見えるのは米です、Kママは米袋からダイレクトにすくって研ぐタイプ

の2点をフル活用であった。よもやまさか私立小のお母さんがこぞって参加するお料理教室の先生が市販の粉末だしを使うとかマジかよ?!と俄かには信じがたかったのだが、Kママは何十年にわたり飲食業に従事されてきた。


食品のセレクトショップを経営したり、食品メーカーとコラボレーションしてレシピの考案され、某女性漫画雑誌でお料理コラムを10年にわたり連載されている経験からか、ありがたいことに日本中の出汁を試す機会に恵まれたそうだ。

某と言いながら丸出しな情報管理具合


ご自身でも何十種類もの出汁を試し、東京にいたら知ることのできないような各地域の一押し!といった逸品まで試し続けた結果「やっぱりこれが1番家庭料理にあっている」と厳選したのが、この手軽なベース2種であったそうだ。

「高いから美味しい、手軽だから美味しくない。こだわりたいからレアな物を使う、話題にしたいから意外な安価品を使う」

ではなく

「たくさん試した結果、これが一番おいしかったから使う」

というKママのこだわりはびっくりするくらいシンプル。ただただ「美味しいか否か」にしかこだわっていないのである。


*出汁の銘柄ももちろん明言していただけるが、これは実際にお料理教室に通って聞いてみてほしい


今ならまだやり直せるYO!人生の岐路は味見のタイミング


Kママのシンプル思想は調味料の選び方にも表れる。

「お醤油も酒もお味噌も、ブランドはなんでもいい。でも内容量が1番少ないものを買うようにしている」

ちょっと高級なお取り寄せ調味料を使えば料理がおいしくなると信じていた厚子、無事憤死である。

我が家のキッチンに鎮座する無駄三兄弟

Kママが言うには、調味料の風味は開封した瞬間からどんどん落ちていく。

例えばお醤油なら、開けたその日の煮物と3か月後の煮物の味は全く別物になる。味噌や醤油は味がどんどん濃くなるし、お酒は風味が飛ぶ。

だから、例えコンビニやスーパーで買える手がるな調味料でもいいから、最低量のものを選んでフレッシュなうちにさっさと使うのが一番おいしい。と断言された。

これも、「なんで同じお醤油を使っているのに味が違うのかな…」と思ったことをきっかけに、Kママ自身が実際に何樹種類もの調味料を繰り返し試した結果からの結論だ。

例えば人気のレシピで「醤油大さじ1」と書いてあって、その通りに入れてもご家庭によって味が全く異なる。


それは、醤油のメーカーだったりコンディションによって風味が異なるから。なんなら同じご家庭で同じ状況で調理したとしても、時期によって同じ味ではなくなる。

だから、Kママは料理教室ではできるかぎり調味料を分量で教えたくないそうだ。
味で覚えてもらって、自分好みに調整できるようになってもらうのが結果的に料理が1番楽になるとの持論からだ。

Kママのお孫さんが1番好きな卵焼きの調味料量(目で覚える方針)

*とはいえ、厚子のようにマジで己の舌に自信がないタイプの受講者も多いので、頼めば計量スプーンで容量を提示してくれる親切設計である。


なのでKママは頻繁に味見をさせてくれる。
材料の選び方や切り方・扱い方と同じレベルで「調理中にこのタイミングで味を見て」という味見のタイミングを都度教えてくれる。

「今この瞬間であればまだ味の調整ができる。失敗しても取り戻せる」というボーダーラインを叩き込んでもらえるのだ。

この引きかえせるタイミングを学んだことで、厚子の手料理あるあるであったが(多分これは美味しく仕上がらないんだけれど、もう引き戻せないから最後まで行くしかない…)という失敗が劇的に減った。


Kママのお料理教室が私立小ママに支持されまくった意外な理由


料理教室中にKママが何度も繰り返した象的なセリフがある。

「私は科学者になりたかった。」

ホントに突然明言を発するKママ(イメージ図)

え、このおばちゃん突然何言っているのもしかして天然なの…?って疑ってしまいそうなこの発言にも真意がある。


お料理ってすごく化学だと思う。何をどのくらい足すとこんな風になるという仮説検証の繰り返し、まるで実験なの。
繰り返して繰り返して「これだ!」って味を見つけた瞬間はノーベル賞もの大発見だと思わない?

料理は考える力を育む。せっかくみんな考える力があるのに、レシピ通りに言われたままに作っていては考える力は育たない。
”自分の好きな味”を目指してトライ&エラーを繰り返し、何度も何度もチャレンジすることで自分の正解を見つけられる。

お料理を通して『失敗から学んで工夫して正解を導く、その思考力とチャレンジ精神』を孫に教えることができたと思っているし、お料理教室に来てくれた生徒さんにもそう感じてもらえたら嬉しい。」

ゴージャスみや道明寺感が一切ない気さくで天然でフレンドリーで、Kママが、どうしてこんなにも私立小ママに支持されるのか。

このお料理感を聞いて、初めてその理由が分かった気がした。


どんな時代が訪れても、自分で考え自分で判断し、例え転んでも自ら立ち上がって何度も挑戦できる子。

学歴や偏差値だけにこだわらず「タフに生き抜く力をつけてほしい」


そう強く願い、あの過酷なお受験ロードを走りぬいた私たちネイビー族にとって、Kママの価値観に触れ学ぶことはとにかく心地よいのだ。

と、こんな風に書くとKママは意識バリ高プライドチョモランマな教育熱心鬼祖母に見えてしまうが

・面倒くさいからどうにかしてインゲンの筋を取らない方法を考えた
・ほうれん草のえぐみをいかに手抜きして楽に取り除くかにこだわる
・強火で煮ると灰汁が勝手に真ん中に集まるから迷わず強火でガッと行け
・ホワイトソース、焦がすリスクと天秤にかけたら圧倒的にレンチン

Kママ語録2024年春号

など数多くの手抜き技を伝授してくれた。


最終的には「ねぇ厚子ちゃん、芋の気持ちになったことある?芋の気持ちになればどんな風に茹でたらおいしくなるか、自然に理解できるのよ…」と全く理解不明な名言まで残してくれた。

Kママ…芋の気持ち、一晩考えまくったけど全く理解できなかったよ。不出来な弟子で申し訳ない…

*まさかと思って検索したら、芋の気持ちがわかるお菓子屋さんが京都にありました。京都すごい。


という感じで、ちょいちょいの天然っぽさを挟みながらも基本的にはざっくりきっぱりシンプルなKママの指導は、さては貴方厚子と同じ姉妹育ち長女のO型だな?と思わされる。

Kママは経験豊富なレシピ考案家であり料理教室講師であるが、その一方で家庭料理の先生であることを誇りにしている(ように厚子には見える)
SNSのプロフィールでも長年『家庭料理家』を名乗っている。

もはやKママと置き換えている意味がないスクショ

そのため

「凝ったパスタやハードで高級なサンドウィッチはお店で食べるのが1番おいしいからお店に行く。私は家で作って美味しいものしか作らないし教えない。家庭料理は『家のご飯だ~』って気楽に作れて食べられるものだけ作ればいいのよ」

と、とにかく家庭で作ることを最重要視している。

余談だが、ママはカルボナーラを家で作らない。お気に入りのお店のカルボナーラがあって、自分でそれを作っても絶対敵わないし、家で作ったらそれをお店に食べにいけなくなるのが心底嫌だからだそうだ。Kママのお気に入りの食パンはパスコの超熟だ。


結局、軽い気持ちでうかがった厚子はこのお料理教室とKママのキャラがツボってしまい

2時間みっちり出汁講座を皮切りに

・出汁編
・海苔巻き編
・サンドウィッチ編
・パスタ編
・炒め物編
・煮物編

と6回のレッスンをフルコースで受講した。
よくあるレッスンのように(*と思うのですが、私は料理教室の受講経験が少ないのでもし違ったらごめんなさい)「1回の受講でメイン1品、副菜2品」のトータルレッスンではなく「パスタ編」ではひたすらパスタを、「炒め物編」ならひたすら炒め物を6~7種作りまくる。

煮まくり炒めまくりにまくり挟みまくりである。

そして、海苔巻き編では”出汁が効いているのにキレイに巻ける卵焼きの焼き方”や、パスタ編では”半放置でできるホワイトソースの作り方”など、その随所に他の料理に繋がる調理やテクニックが凝縮されている。

この状態からなぜか見慣れた形に仕上がるKママの出し巻き卵


材料も一般家庭の冷蔵庫に入っているようなものしか使わない。

ピーマンだけで美味しい小鉢。や根菜2種をちょっと切ってもむだけで華やかで美味しくなる箸休め。のように、材料も調味料もごく少数で展開されるので、少しの材料で何種類のものおかずが作れるようになる。

実際このお料理教室に通い出して、かさぶた家の週末のおかずが1.5倍に増えた。赤パンの酒もすすんでいる。

この手軽さや気楽さが、私の中の「外食やお惣菜買う方が楽だわ」っていう料理は金で解決思考を少しづつ減らすきっかけとなった。



相変わらず料理は面倒くさいし、その日のメニューを考えるのはだるい。


赤パンにガンガン稼いでもらうか宝くじを当てるかぼっちゃんが地主の養子になって、二度と自分で料理をしなくていいって言われたら今なお嬉しい

でもそれでも、Kママのマンツーマンレッスンによって「だるいけど、ちょっと作ろうかな」と思える『よっこらしょな気持ち』が私の中に確かに生まれたのだ。

まさかのDomaniWEBからお借りしました。どんな記事だよ

「あなたお腹すいてない?試食でご飯足りた?なんか食べてく???」

2時間みっちりレッスンを終えて、味見だけでもお腹パンパンになった厚子を、まるで食べ盛りの中学生の息子のように扱ってくれる温かななお人柄を持つKママ。


お料理の学びはもちろんだが「ぼっちゃんがまた上履きをなくしてきた、もう3足目…」なんて愚痴を聞いてほしくてついつい定期的に通いたくなってしまう。

北参道で今日もニコニコかき氷や定食を仕込む家庭料理の先生は、「料理が苦手でめんどくせぇ、でも今更誰にも相談できないわ」って嘆く、お料理の悩みを抱える人々の第二第三のお母さんなのかもしれない。

【完】

◆Kママこと 家庭料理家兼はらじゅく畑店主きみママのインスタグラムはこちら

https://www.instagram.com/harajyukubatakekimimama/


あとがき

今回のnoteは

・厚子がマジで普通に感動してハマったから誰かに言いたくなった
・コメントやDMで10件以上お問い合わせをいただいたので、フォロワーさんの役に立つかな?と思った

ことから勝手にまとめました。

かなりあけすけに記載したので、完成した原稿をKママに送って「noteにお料理教室の体験記を書いていいですか?noteっていうのはブログみたいなものなんですが」って断ったら「厚子ちゃんの好きに書いていいから、それよりさっき美味しそうなソラマメ見つけたから明日茹でに来たら?」と返された。宣伝に全く興味がなくて、料理や美味しいものを誰かに教えることに生きがいを感じるママは健在である。

マジで茹でに行った女の写真(美味しかった…)

*念のため、お店の広報を担当されているKママの娘さんに事前確認をお願いし、許可をいただいて掲載しました。
もし興味がある方は下記のKママインスタグラムから問い合わせをしてみてください!

また、Kママの指導内容や手土産は時期やタイミングによって異なるので、厚子が受けたサービスはあくまで厚子とKママのコミュニケーションの延長であるとお考え下さい。でもたいがいお腹いっぱいになるしお土産(作ったお料理)抱えて帰ることになると思うから、保冷バックは必須だよ!!


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