かさぶた厚子

22年小学校受験済の私立小2年生男子の母。息子は朝起きると4日に1度は全裸だし夫は平日毎日朝帰り。限界突破のお母さんはフリーランスプランナー。ヒアルロン酸とボトックスの為に働いてるよ!受験を終えても未だ引き寄せる面白お受験ネタや過去の振り返りをエモーショナルに綴っています。

かさぶた厚子

22年小学校受験済の私立小2年生男子の母。息子は朝起きると4日に1度は全裸だし夫は平日毎日朝帰り。限界突破のお母さんはフリーランスプランナー。ヒアルロン酸とボトックスの為に働いてるよ!受験を終えても未だ引き寄せる面白お受験ネタや過去の振り返りをエモーショナルに綴っています。

マガジン

  • かさぶたカサカサお受験記録 おかわりっ!

    厚子の原点にして頂点、かさぶたカサカサお受験記では書ききれなかった神奈川考査壊滅から東京考査目前まで。2022年10月にかさぶた家に何が起こり、そして何をして復活ののろしを上げることになったのか。その秘密の2週間を公開しちゃうよ!

  • デイリー厚子

    かさぶた厚子のなんてことない日常記録。今ハマっていることや推したいことなど雑多にまとめます。

  • かさぶたカサカサ1年生

    コネなし金なし土地もなし。圧倒的庶民一族であるかさぶた家が体験した、私立小学校生活1年目の波乱・混乱・葛藤・号泣の366日を全3話でつづる「実録!私立小学校生活記」です。

  • かさぶたカサカサお受験記

    かさぶた家が2022年秋に経験した小学校受験(関東)の顛末をつづります。 埼玉▶神奈川▶東京▶国立までのフルコース&ノンストップ。暴走する呪いのジェットコースターに乗ったような怒涛なる3か月間の記録です。 *毎週金曜日20時更新予定。

最近の記事

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かさぶたカサカサお受験記【目次】

かさぶた厚子が2022年秋に経験した小学校受験(関東)の顛末を、全5話+おまけでつづります。目次を読んでいただいて分かるように第1話(埼玉校)が1番ラッキーハッピーでそこから文字通り奈落の底まで転がり落ちていきますが、これは結婚式のエンディングロールでボブディランのライクアローリングストーンを使ったことがすべての元凶であると10年越しの怨念を未だ抱えています。*毎週金曜日20時頃更新予定 本編(1)埼玉漫画事変と死のロングウォーク まったく間に合わない状態で迎えてしまった

    • ドキュメント366時間!神奈川撃沈から東京大決戦の朝まで、厚子は何を想いそして何を成していたのか。

      一般社会ではあまりに耳にすることないのにお受験界隈だけで超頻出、かつ本番が近づけば近づくにつれ頻繁に飛び交うようになるお受験ワードのひとつである「徳を積む」。 みなさんも一度は耳にしたことがあるのではないでしょうか。 厚子もご多分に漏れず小学校受験を経る中でいつの間にやら身につき「実体験」と共に骨身にしみてしまったせいで、お受験を卒業して2年たった今でも息するように積んでしまう徳。 お受験界隈での「徳積」の定着は狼侍氏の発信によるそれであったように記憶するが、直前期を迎え

      • 直前期の極悪ファイトは突然に。厚子発狂60インチテレビ倒壊事件【後編】

         ▶前編はこちら 「そんなにテレビが見たいんかぁぁぁぁぁぁっぁあぁぁぁぁぁぁぁあぁ!!!!」     この瞬間、厚子に宿りし三原のじゅん子が無事成仏し、入れ替わるかのように極悪女王ことダンプの松本ことゆりあんのレトリィバァがご降臨した。   自分でもびっくりするほどの極悪ボイスで雄たけびをあげた厚子レトリィバァは、テレビ裏の配線をまとめてぶちっと引き抜くとジャーマンスープレックス体制に入るよろしく60インチサイズの薄型テレビを抱きかかる。   近年の液晶テレビというのは

        • 直前期の極悪ファイトは突然に。厚子発狂60インチテレビ倒壊事件【前編】

          2025年度考査にご参加中の皆様におかれましては、神奈川校の本番、そして東京校の面接ラッシュを迎えまさに必死の形相の上に女優の仮面をかぶって戦っている頃でしょう。   そしてこの時期、お教室の先生方から必ずそして口酸っぱく言われるであろうあの呪いの言葉こと   「考査が近づいたらお子様を絶対に怒ってはいけません。とにかく笑顔で元気よく、お子様が自信を持って考査に迎えるように背中を押してあげましょう。」   を忠実に実行するため、歯を食いしばりながら日々の怒りと焦燥を飲み込ん

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        かさぶたカサカサお受験記【目次】

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        • かさぶたカサカサお受験記録 おかわりっ!
          6本
        • デイリー厚子
          1本
        • かさぶたカサカサ1年生
          5本
        • かさぶたカサカサお受験記
          11本

        記事

          呪術廻戦完結記念!考査本番で厚子が度肝を抜かれたお父様

          私、かさぶた厚子の原点ともいえるnote処女作「かさぶたカサカサお受験記(1)埼玉漫画事変と死のロングウォーク」に登場し、その圧倒的存在感と予想もつかせぬ大胆な行動で全てをかっさらい、最終的に埼玉漫画事変を巻き起こした張本人こと埼玉の某お父様。 当時の衝撃を未だ忘れることができず、2年の歳月を経た今でさえその時の様子が厚子の脳裏に色鮮やかに刻まれている歴史的事件であったが、実は厚子には「埼玉漫画事変を起こしたお父様」を超える、お受験期間中トップオブトップのやらかしをしていた

          呪術廻戦完結記念!考査本番で厚子が度肝を抜かれたお父様

          かさぶたカサカサお受験記おかわりっ!!【目次】

          お受卒してから早2年、私立小学校2年生男児の母になったかさぶた厚子が送ります。忘れたい過去すぎて主体的に記憶を消しにかかっていたはずなのに、トラウマとも呼べる激闘の日々のフラッシュバックが四十路のボディに染み渡る!おぼろげに浮かんでは消える記憶を頼りに絞って絞って絞り出した2年前の「小学校受験本番(都内考査)直前期」をまとめた生々しすぎる実録レポ。短期集中連載全3回でお送りします、ぜひ読んでね~ *毎週金曜日20時頃更新予定 【目次】 (1)呪術廻戦完結記念!考査本番で厚子

          かさぶたカサカサお受験記おかわりっ!!【目次】

          【お料理教室体験記】私立小ママが集うお料理教室に通ったら、毎日の食事作りが相変わらず面倒だけどちょっとだけ楽しくなった話

          「私立小に子供を通わすお料理苦手ママがこっそり通うマンツーマンのお料理教室がある」 都内某私立女子校に姉妹を通わせる友人からこんな噂を耳にした。 なんでも、表参道近郊で飲食店を経営するご婦人が開催している小さな教室で、私立小学校のママ達の間でほんのり噂になったことで生徒が集まり、今では曜日によっては順番待ちになっているというのだ。 ハイソでエレガントな料理教室は多々あれど何故ピンポイントで私立小ママの間で話題になったのか。 ・先生が財閥令嬢なのか(←韓ドラの見過ぎ)

          【お料理教室体験記】私立小ママが集うお料理教室に通ったら、毎日の食事作りが相変わらず面倒だけどちょっとだけ楽しくなった話

          かさぶたカサカサ1年生(3)拝啓、第一志望ではなかった小学校の門をくぐる1年前の厚子へ

          ハロー厚子、元気にしてる? 私も厚子、366日後の未来からあんたに手紙を書いているよ。鳩居堂のお高い便せんと封筒を使っていると思いきや、令和を代表する文明の利器ことnoteを活用しているよ。(せめてNotionとか使え) あんたは今頃、散りかけた桜の下でぼっちゃんの制服姿をスマホで雑に撮影している頃じゃないかな。 無気力すぎてフォトスタジオの予約も何もかも忘れているうちに桜が散り始めちゃって、X(twitter)のお友達からイケてるセルフフォトの撮り方を教えてもらって、

          かさぶたカサカサ1年生(3)拝啓、第一志望ではなかった小学校の門をくぐる1年前の厚子へ

          かさぶたカサカサ1年生(2)ぼっちゃんはとびげりをキメ、厚子はメンヘラ保護者になった【後編】

          その日を境に、先方のご家族と毎日連絡を取り合うようになった。 詳細な内容は省くが(どんなやりとりがあったか。を記載することが本記事の意図ではない為)、何度LINEを交わしても、どれだけ子供に指示を繰り返しても状況が改善する様子は一向に見えてこなかった。前にも後ろにも進まない問題を抱えたまま、双方かみ合わないままつかみどころのないやり取りが繰り返される。 先方のご家族と我が家、それぞれがそれぞれの子供に対し聞き取りを重ねるごとに(厚子の主観でしかないが)食い違いを起こし、視

          かさぶたカサカサ1年生(2)ぼっちゃんはとびげりをキメ、厚子はメンヘラ保護者になった【後編】

          かさぶたカサカサ1年生(2)ぼっちゃんはとびげりをキメ、厚子はメンヘラ保護者になった【前編】

          「クラスメイトのご家族から”お宅のお子さまに暴力を受けた”と連絡があったら、お母さまはどうされますか。」 「はい。まずは事実確認をすることが大切だと思いますので、すぐに担任の先生に連絡をして状況を確認・相談をいたします。その上で、どのようにすべきか先生のご判断を仰ぐようにいたします。」 対面した女性面接官がにこやかにうなずく様子を見て、この返答で間違っていなかったな。と厚子は心の中で拳を掲げる。 自宅やお教室の面接練習で何度も繰り返した想定質問が、本当に本番面接で出るん

          かさぶたカサカサ1年生(2)ぼっちゃんはとびげりをキメ、厚子はメンヘラ保護者になった【前編】

          かさぶたカサカサ1年生(1)ぼっちゃんやらかし事件簿ベスト4

          卒園&入学スペシャル第1回目は、この1年で厚子をげっそり・げんなり・がっかりさせたぼっちゃんの愉快な事件簿ベスト4を発表しちゃうよ。 特に4月から新入学を迎えるご家庭よ!入学後、時にお子さんの奇行に悩み苦しむこともあるだろうけど、このnoteを読んで勇気出してね! 小学生はこんな事件が日常茶飯事だよ(※人による) 同級生&パイセンズは「あるある~うちもこんなだったよ~」って慰めて。 「厚子の家マジでやべぇな…」って万が一ドン引きしてても口と態度には絶対出さないでズッ友で

          かさぶたカサカサ1年生(1)ぼっちゃんやらかし事件簿ベスト4

          かさぶたカサカサ1年生【目次】

          これから小学校入学を控える皆さんへ贈りたい。コネなし金なし土地もなし。圧倒的庶民一族であるかさぶた家が体験した、私立小学校生活1年目の波乱・混乱・葛藤・号泣の366日を全3話でつづる「実録!私立小学校生活記」です(予定)。 新生活を迎える皆さんの不安を少しでも和らげ「小学校受験」という特殊な時間を共に過ごした同胞へのエールとなれば…と願ってやみませんが、たぶん何の参考にもならないわ、先に謝るマジごめん。 *毎週金曜日20時頃更新予定 【目次】(1)ぼっちゃんやらかし事件

          かさぶたカサカサ1年生【目次】

          かさぶたカサカサお受験記録おかわりっ!(1)~直前講習で芋になった息子~

          東京本番をひかえた某お教室の直前講習会場は、文字通りピリピリと張りつめた空気に包まれていた。 神奈川校の結果により完璧に明暗を分けた家族が一堂に会するそこはまさに死地である。 全落ちの恐怖が現実となって近づいている事実を肌で感じ地獄の淵でざわわざわわと揺れるご家庭と、神奈川合格を得て勢いに乗るご家庭は決して合わせてはいけない「酸性洗剤」と「塩素系洗剤」の混ぜるな危険!夢コラボである。(有毒ガスが発生しちゃうZO!) しかし無常にもお教室は開かれ、TOKYO本番を目前に小

          かさぶたカサカサお受験記録おかわりっ!(1)~直前講習で芋になった息子~

          かさぶたカサカサお受験記【特別編】質問になんでも答えてみたよ!

          みんな久しぶり、厚子だよ!改めまして我が家のお受験記を読んでくれてありがとう。 今回は特別編として、連載終了後にDMやらなにやらでいただいた質問に赤裸々に答えていきます。一部夏のDM企画と重複している質問もあるけれど、けれど細かいことは気にしちゃいけないよ! あと23組のみんなは神奈川本番直前&東京面接で心が壊れる寸前だと思うから、サクッと読めるように質問は厚子が勝手にアレンジしてフランクにまとめたよ★(実際は皆さんもっと上品に控えめに聞いてくれました)それではレッツスター

          かさぶたカサカサお受験記【特別編】質問になんでも答えてみたよ!

          かさぶたカサカサお受験記(最終回)息子にちゅうえいが降臨した国立本番、夫は千原ジュニアの赤パンを履いた。【後編】

          合格発表の朝、息子はなぜか全裸で爆睡していた。 なんちゅうパンチの利いた目覚めだよ。 目を覚ました瞬間飛び込んできた息子のぷりっぷりのお尻と対照的に、くすみと生涯共存することを決めたゾンビの顔色をしたアラフォーは、ぼろ雑巾のように疲れきった体をひきづるようにリビングに向かった。 すると今度は、まだ朝7時前だというのに全身紺スーツでばっちり決めた夫が真顔でPCの前に座っていた。普段であれば彼が朝帰りする時間である。 もうなんなんだ、なんなんだこの男達は。最後の最後まで理

          かさぶたカサカサお受験記(最終回)息子にちゅうえいが降臨した国立本番、夫は千原ジュニアの赤パンを履いた。【後編】

          かさぶたカサカサお受験記(最終回)息子にちゅうえいが降臨した国立本番、夫は千原ジュニアの赤パンを履いた【前編】

          「自由について、お考えをお書きください」 極寒の雨降る中開場を1時間待ち続けたことで冷え切った体に、とどめを刺すような保護者作文のテーマがお茶の水女子大学講堂で発表された時 厚子は、国立専門のお教室で開かれた保護者講座で何度も繰りかえされた台詞を頭の中で反芻していた。 私立は国立とは違う。あくまで学校の方針に賛同し、研究機関としての教育現場へのリスペクトと理解、そして惜しみない協力の姿勢をアピールすること。 分かっている、それは分かっているんだ。 でもだからってこれ

          かさぶたカサカサお受験記(最終回)息子にちゅうえいが降臨した国立本番、夫は千原ジュニアの赤パンを履いた【前編】